川井 太郎(メディカルボディチューナー)- コラム「乳幼児の湿疹、アトピーの基本的対処法 その1」 - 専門家プロファイル

川井 太郎
身体の歪みを改整してナチュラルヘルスケア&アンチエイジング!

川井 太郎

カワイ タロウ
( 東京都 / メディカルボディチューナー )
川井筋系帯療法治療センター 院長
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乳幼児の湿疹、アトピーの基本的対処法 その1

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プロが教えるアトピー改善法 2010-10-25 21:58

最近は乳幼児の湿疹やアトピーで悩む方が非常に増えていますね。

肌がザラザラしている。 赤いブツブツができてかゆがる。

これは何かのアレルギーなんじゃないか?

ひょっとしてアトピーなんじゃないか??

でもあまり過剰に心配しなくてもよいと思いますよ。

アレルギー?アトピー??と慌てる前に、

まずしっかりと乳幼児の体のしくみを理解しましょう。

 

乳幼児の体のしくみと成長過程

そもそも乳幼児は未だ体の機能、特に防衛能力(免疫機能など)が未完成で、

だいたい3〜4歳ぐらいで完成してくる状況になります。

元々赤ちゃんは母親の羊水という無菌室である程度生育した後、

今度は水ではなく空気のある、外敵がウヨウヨいるこの世界に出てきます。

しばらくは母親の母乳に含まれる免疫抗体を得て、体の機能を少しずつ作っていきます。

そして生後半年ぐらいから今後自分が生活し生きていかなければならないこの世界に
存在する外敵にあえて感染して、日常生活上よくいる常在菌を認知して、これに対する
防衛能力を蓄積していくのです(免疫能力の形成)。

特に体内への直接的な進入経路となる呼吸器(肺)や消化器(腸)に関しては、
防御機能(気管、腸管免疫機能など)が未発達のため、すぐに風邪をひいたり、
食べたものを吐いたり、下痢をしたりして排出しようとします。

また、体内へ入ってしまったものについては、皮膚から排出するために
皮膚が赤く腫れたり、ブツブツの発疹が出たりするのです。

だからこそ母乳から離乳食そして通常食へと、どれくらい防衛機能が出来てきているか、
少しずつ試しながら慣らしていくわけなんですよ。

したがって、人の機能成長からすれば、本来は0〜3歳ぐらいまでは食べ物などで
少しぐらい発疹が出たりしても「アレルギー?!」といってあまり慌てる必要はないんです。

むしろこれは正常な反応と言ってよいでしょう。

 

そんな人の成長過程を無視して「アレルギー」と言う言葉、上辺だけの知識ばかりが
先行してしまい、「アレルギー」に対する「アレルギー」(過剰反応)を起こし、

 免疫機能獲得の大切な時期・段階である0〜3歳児時点に、
免疫抑制剤であるステロイド剤を安易に使用してしまっていることが、

実は病的なアトピー症状が蔓延してきた背景にあるんです!!

アトピーとステロイド剤
http://kawaikinkeitai.blog35.fc2.com/blog-entry-161.html 


だから多少ボツボツ湿疹があったり、かき傷があっても、
まず決して慌てたり、不安にならずにいてくださいね。

基本的な対処法と親御さんの考え方がしっかりしていれば、
大切なお子さんは余計なことをしなくてもだんだん皮膚や
体の機能がしっかりしてきて丈夫な身体になっていきますよ。

 

焦らず、慌てず、心配せず、お子さんが健康で丈夫な身体になりますように。

大切な授乳やスキンケアなどの基本的な考え方については、
次回に解説しますね。

* 治療センターブログ:「アトピー性皮膚炎の治療&改善記録写真

 

*子供から大人まで!薬に頼らずアトピー性皮膚炎を改善へ!!

川井筋系帯療法治療センター:アトピー性皮膚炎の薬に頼らない治療法 
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