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・首こりが招く、頭痛、めまい、自律神経失調症。。。頚性神経筋症候群
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・首こりが招く、頭痛、めまい、自律神経失調症。。。。
『ストレートネック』などで首こり状態が慢性的になり、
もはや病的な状態(首こり病)になってくると、
首や肩のこり・痛み、頭痛のほか、めまいや自律神経失調症などの症状が現れます。
*コラム 首こりの真犯人!急増する『ストレートネック』の危険性
このように「首こり」によって起こる様々な身体症状を医学的には
「頚性神経筋症候群(けいせいしんけいきんしょうこうぐん=CNMS)」(頚筋症候群)といい、
近年、大変注目を浴びています。当院に来院される患者さんにも多い症状です。
そもそも首は、脳からの命令を身体に伝える脊髄が通っている大変重要な部分です。
脊髄は、脳が下に伸びた部分であり(脳と脊髄を合わせて中枢神経という)、この脊髄から身体の知覚・運動を
制御する体性神経や内臓・血管などを制御する自律神経が出ていますので、人間の脳と身体をつないでいる
最重要ポイントです。
特に自律神経は、心臓や肺、胃腸などを支配して、心拍や呼吸、消化、体温調節など体内の生命活動を
コントロールする最も大切な神経で、交感神経と副交感神経があります。
交感神経は、大まかに言うと「戦うときの神経」です。ストレスや緊張にさらされると、交感神経が優位になり、
心拍&血圧の上昇、血糖値の上昇、胃腸の働きの抑制、神経過敏、血管収縮、骨格筋の緊張などが起こります。
これに対して、副交感神経は、「リラックスするときの神経」です。副交感神経が優位になると、
心拍&血圧の抑制、血糖値の抑制、胃腸の働きの活発化、血管拡張、骨格筋の弛緩などが起こります。
このような身体の活動・緊張に関わる働きをする交感神経と、休息・安静に関わる働きをする副交感神経の二つが、
それぞれがアクセルとブレーキのようにバランスよく働くことで身体を健康的に保っています。
しかし、首にはこの自律神経が複雑に走っているので、「首こり」によってその働きが妨げられると、
常に交感神経(アクセル)が優位になり、心身の健康を保つ上で大切な副交感神経(ブレーキ)の機能が
低下してしまう自律神経失調症に陥りやすくなるのです。
具体的には、全身倦怠感、動悸、のぼせ、吐き気、食欲不振、胃腸障害、発汗異常などの
不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれる症状が起こりやすくなります。
会社や職場での仕事、学校や家庭での勉強あるいは趣味など、パソコンの画面に向かって
長時間『IT猫背』になっているのに加えて、さらに、空き時間があれば『スマホ』に依存し(支配され)、
下を向いて小さな画面に集中する。
このような日常生活のIT化が、みなさんの身体、特に大切な首へ多大いなる負担となっているのです。
以上、書籍【スマホうつ】より
よりくわしいIT猫背姿勢の解説や首肩こり、頭痛などストレートネックなどによる症状、
猫背の改善体操などは、拙著「スマホうつ」でもご紹介しています。
首こり病はヤバい!IT猫背・スマホ依存症・スマホ症候群・スマホうつ
仕事やプライベートでパソコンやスマホなどITツールをよく使う方、
頭痛、首肩こり、慢性疲労、自律神経失調症、うつ症状など感じる方、
自分には関係ないと思っている方も、
ぜひ一度お読みい参考にしてくださいね!
本書は、小学館Webサイト「WooRis」でも紹介され、 また最近では、
市民図書館のみならず、大学図書館にも所蔵されるようになりました!
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