コラム一覧
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女子の発達障害「良心の呵責を覚え『られない』」
良心の呵責を覚えられない、他人を思いやれない、自分の利益・目先の利益を優先する しかし“Psychopath”のような計画性はない、時に思いやりのある言動もする 良心の呵責を覚え「られない」、他人を思い「やれない」という「前頭葉機能障害」 やはり「発達障害」「自閉症スペクトラム障害」が想定される 特に、女子の場合、「陰」にこもる傾向あり、顕在化するまで時間がか...(続きを読む)
女子の発達障害「どうして私ばかりが・・・」
「発達障害」すなわち「自閉症スペクトラム障害. ASD」と「注意欠陥多動障害. ADHD」は男子に多いとされています。「自閉症」の有病率0.65-1%、男:女=4:1、"ADHD"の有病率、小児5%、成人2.5%、男:女=2:1という数字が提示されています。しかし、臨床現場においては女子の発達障害も少なくなく、男子より問題が健在化しづらく(陰にこもりやすく)、対応困難と考えられています。幼少期は一...(続きを読む)
精神疾患と人生
(スライドをクリックすると拡大します) 精神疾患は、児童期、思春期、青年期、壮年期、老年期とライフステージにおいて発症する疾患が異なります。ただし、疾患により連続性や関連性を持つことは周知の通りです。例えば、 自閉症スペクトラム・統合失調症パーソナリティ・統合失調症 注意欠如多動症・情緒不安定性(境界性・衝動性)パーソナリティ・躁うつ病 はライフステージにおいて診断名を変えて生ずるものの、遺伝的...(続きを読む)
運動療法
(スライドをクリックすると拡大します) 筋力の増強、基礎代謝量の増加など 運動後 1-2日「超回復」が必要にて、週2-3回程度 有酸素運動:酸素を消費しつつ行う、長時間継続可能な軽度・中度の運動、散歩、水泳など 心肺機能の向上、生活習慣病の改善、認知機能・抑うつ症状の改善など 脂肪が燃焼するために、20分以上、運動を継続、毎日できる 夕方が交感神経の最も亢進している時間帯のため、...(続きを読む)
「幸福な人生」を送るには
(スライドをクリックすると拡大します)「幸福な人生」を送るにはどうすればいいのでしょうか。それは古今東西、普遍的なテーマです。「幸せが続く12の習慣」によりますと、遺伝50%、行動40%、環境10%とのことです。すなわち「40%」は私たちの「認知」や「行動」であり、自分の意思で変えられるのです。そして、特に重要な「行動」は「困難に直面した時の対処」だそうです。 (スライドをクリックすると拡大し...(続きを読む)
「人格」を「向上」するには
精神科の治療目標は「人格の向上」にあると申しました。それでは「人格」を「向上」するには、具体的にどうすればよいでしょうか。 (画像をクリックすると拡大します)東洋の「内観」と西洋の「精神分析」の治療前後における人格の変化を記載しました。精神分析は専門用語が並んでおり、分かりづらいかと恐縮いたしますが、要するに、東西の心理療法とも「被害妄想的」な認知から「罪業妄想的」な認知へと転換し、最終的に「...(続きを読む)
「治療構造」や「枠組み」とは
(図はクリックすると拡大します) 「精神科」の診療は内科や外科など「身体科」とは異なる「決まり」「ルール」があります。これを「治療」の「構造」や「枠」と呼びます。例えば、精神科の診療において「時間・場所・金額」などを決め、守らなければなりません。さらに、原則として患者さんの「身体に触れることはありません」(血圧測定や血液採取など身体測定などの例外を除き)。 これにより、患者さんは「非日常」の「...(続きを読む)
子どもたちよ、これからどう生きるか
前回は小中高生が対峙する課題である「試験勉強のコツ」をご紹介しました。定期試験や資格試験は単純に「知識」を確認する試験が大半ですから、「反復練習」「繰り返し」「記憶する」ことで乗り切れるとお伝えしました。しかし、最後に話題にしました「論文」「面接」は一筋縄で行かないでしょう。学校や会社は受検者の「人柄」「人格」を評価しますから、付焼刃や一夜漬などで身につくものではございません。受検者の年余に渡る生...(続きを読む)
試験勉強のコツ
銀座泰明クリニックは約15年前の開院当初、周辺地域で就労しているビジネスパーソンを対象としておりました。しかし、最近は「小中高生」の受診者も数多くいらしています。主訴は「不登校・ひきこもり等」ですが、背景に 不安・うつ/神経発達症群(自閉症スペクトラム症、ADHD. Attention Deficit Hyper acctivity Disorder 注意欠如・多動症)が考慮され、幼少期から多...(続きを読む)
自殺予防、報道ガイドライン/厚生労働省・WHO
前回のコラムでは、芸能界にて連鎖する自殺、いわゆる「群発自殺」についてご紹介しました。そのコラム自体が更なる自殺を連鎖する誘因になっては甚だ遺憾ですから、今回は連鎖を断ち切るための方法をご紹介してまいります。 WHO. World Health Organization 世界保健機構は、2017年「自殺対策を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識(自殺報道ガイドライン)」を発表...(続きを読む)
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