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荒川 雄一
アラカワ ユウイチ
(
東京都 / 投資アドバイザー
)
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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日本6位入賞!?
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よもやまブログ
2010-09-10 17:13
こんにちは!
最近、世の中に“余裕”がないと感じている中、自然の猛威も“妥協”を許さなくなってきている気がします。
9月に入っても猛暑日が続き、熱中症の人が後を絶ちませんでしたが、一転、台風によって大洪水が人間社会を襲ってきました。
このところの気候などを観ていると、まさに”ほどほど”というのがなく、“極まった”状況が突然襲ってきます。
これも、地球温暖化の流れなのかもしれませんが、人間社会も自然界も“余裕”がなくなってきているというか、“両極化”しているようにも感じます。
人間にとって、居心地のよい“春”や“秋”ですが、徐々に日本も二季(夏と冬)になってしまうのかも・・・
人間にとって、”ほどほど”は必要だと思う今日この頃です。
さて、先日世界経済フォーラムが、「2010年版世界競争力報告」を発表しました。
世界経済フォーラムとは、各国の政治家や企業家が集まるダボス会議の主催団体です。
同団体が、経営者へのアンケートや経済指標などを用いて、世界各国の国際競争力の順位付けを行っているのです。
今年の日本は、前年より順位を二つ上げ、“6位”に返り咲きました。
オリンピックなら、6位入賞といったところでしょうか(笑)
ただ、その中身をみると喜んでばかりもいられません。
いつもながらのことですが、日本の債務残高や政府の効率性などは、最悪の状態です。
「政府債務残高」の項目では、算出可能な国137か国中、なんと137位と非常に不名誉な順位となっています。
また、「財政収支」134位、「政府支出の効率性」91位と、軒並み公的部門が低い評価となっています。
反面、この“劣勢”を跳ね返しているのが、民間部門です。
「製造物の付加価値」や「生産工程の先進性」、「顧客重視」などでは、堂々1位!
そして、「特許数」や「技術革新力」でも2位を獲得しています。
以前は、「経済一流、政治は二流」と揶揄された時期もありましたが、いまや「ものづくり一流、政治は圏外」といった状況のようです。
日ごろ、私たち日本人が感じている「評価」は、概ね世界からみても同じようです(残念ですが・・・)
ちなみに、上位の国はというと、
1位 スイス
2位 スウェーデン
3位 シンガポール
4位 米国
5位 ドイツ
などとなっています。
1位は前年と同じスイスでした。
現在、「通貨高」に苦しむスイスも頑張っているので、日本もこの「円高」をどう活かすのか、真剣に考えなければいけませんね。
というより、このまま「円高」でも生き残れる強い通貨を目指すのか、それとも「円安」に誘導していくのか、そろそろ立場(方針)をはっきりしないといけないということでしょう。
もちろん、「急激な変化」はよろしくはないので、”ほどほど”に進めていただきたいとは思いますが。。。
大規模な“人災”となるまえに・・・・
それでは、また!
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