こんばんは！

さて、世の中にはいろいろな指数があるものです。

各国の汚職や腐敗を監視する非政府組織、

ドイツのトランスペアレンシー・インターナショナルが、

2016年の「腐敗認識指数」なるものを発表しました。

同指数は、複数の国際機関などの調査をもとに、

世界176カ国・地域の政治家や公務員が、

どれだけ腐敗していると認識されているかを数値化したものです。

100に近いほど清潔とのこと。

わが日本はというと、昨年より2ランク下げて、

指数72で、20位でした。

アジアで最も高かったのは、指数84で7位のシンガポールです。

世界ベスト5は、以下の通りです。

1位　デンマーク　　　　90

1位　ニュージーランド　90

3位　フィンランド　　　89

4位　スウェーデン　　　88

5位　スイス　　　　　　86

様々なランキングで、上位に顔を出す国々が並んでします。

逆に、ワースト3はというと、

174位　北朝鮮　　　　　12

175位　南スーダン　　　11

176位  ソマリア　　　　10

となっています。

ただ、この指数、

「腐敗していると認識されているか」

を指数化したものです。

逆に言えば、「認識されていなければ」、

実際に腐敗があったとしても、

指数には反映されないということです。

「うまくやっていれば、わからない」

ので、致し方ないところかもしれませんが。

ちなみに、日本は、17位→18位→20位と年々順位を落としています。

細かい評価項目はわかりませんが、この手の指標は、

是非とも、“ベスト10”入りを目指してもらいたいものですね。

それでは今週も、世界が平和でありますように！