荒川 雄一(投資アドバイザー)- コラム「「社債金利も過去最低へ!」」 - 専門家プロファイル

荒川 雄一
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アラカワ ユウイチ
( 東京都 / 投資アドバイザー )
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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「社債金利も過去最低へ!」

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お金の基本 2016-03-18 16:27

こんにちは!

さて、2015年度の国内企業が発行する

「社債の発行条件」をまとめたところ、

平均利率“0.5%”と過去最低を更新したとのことです。

逆に償還までの期間は、

平均11年8か月と過去最長になりました。

 

ちなみに、2014年度は、

社債発行時の利率は平均0.83%、

償還までの期間は7年4か月でした。

この一年間で、平均利率は約0.3%低下し、

期間は4年以上長くなったことになります。

 

長い期間お金を借りても、

安い金利で借りられるということです。

日銀の金利引き下げの影響が、

社債市場にも表れてきたといえるでしょう。

 

金利負担が減少したため、通常は、

社債の発行額は上昇すると考えたいところですが、

実は2015年度の社債発行額は、約6兆9400億円と、

前年から2割も減少し、9年ぶりの低水準となっています。

 

大手企業の内部留保も今までになく潤沢にある中、

資金需要が伸び悩んでいるのが現状のようです。

政府や日銀の思惑通りには、なかなか進みませんが、

需要がないところにお金をかけるわけにもいきません。

 

「需要の創造」

 

これは私が経営コンサルタントになった時に、

企業の役割として教えられた言葉です。

民間企業のアイデア、知恵、そして創造力で、

日本経済を活力あるものにしたいものです。

 

それでは、今週も、穏やかな週末をお過ごしください!

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