対象:新築工事・施工
築22年の在来木造住宅の増改築計画を進行中です。工務店からの提案は、コストとの関係もあり、現状の外壁(モルタル・リシン)の上に通気層を取って14mmの窯業系サイディング壁を被せるものです。
しかし、サイディング壁は継ぎ目と経年劣化による侘しさが気になります。また14mmの場合、釘止めのため金具止に比べ美観や耐久性にも問題があるように感じてしまいます。(コーキング材は高耐候性のものを使用)
色々調べる中で、サイディング壁+ジョリパットによる大壁工法なるものを知りました。それぞれ一長一短があり、万能なものは無いとは思いますが、将来のメンテ費用(塗り替え時期等)も含め、費用対効果の面からベターと考えられる選択はどれでしょうか?
また、ジョリパッドの場合、通常の汚れは高圧洗浄機で落とせるとの話も聞きますが、実際はどうなのでしょうか?因みに窯業系サイディング壁は下方からの高圧洗浄はジョイント部分から漏水の危険があるため厳禁だと聞いています。合わせてお教えください。
Zippyさん ( 千葉県 / 男性 / 56歳 )
回答:1件
横田 之宏
建築家
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費用対効果?
横田建設マネジメントの横田です。
外壁の費用対効果ですか、難しいですね。機能的には通気を取って外装のパネルを張るという点に関しては同等ですね。窯業系サイディングに対して、サイディング+ジョリパッドでは単価が1.5倍になります。外装のメンテナンスは必要性をどう見るかです。実際、10年ごとの塗り替えといいますが、20年ぐらいは何もしないのが通例です。高圧洗浄の弊害に関してミクロ的にはそう言うこともあるかもしれないが、大きな問題として取り上げることではないでしょう。サイデングに使うシールの劣化のほうが問題としては大きいと考えられ、洗浄後、シールの打ち替えは必要です。外装は家の顔なので、好みのタイプにするのが一番だと思います。
Zippyさん
サイディング14mmと16mmでは?
2009/07/04 21:21早速、回答いただき、ありがとうございました。
あと2点ほど質問させてください。
要は、サイディングでもジョリパッドでも、メンテに関しては大差ないと考えて良いのでしょうか?
もうひとつ、窯業系サイディングを16mmにした場合、釘止めでも金具止めでも性能的な違いは余りないと考えてよいのでしょうか?
増改築で既存壁に重ねて張る場合、16mmは重量的に若干問題もあるとの指摘もあるようですが・・・
「マイクロガード」や「高耐候シール」と機能アップはキリがありませんが、どのあたりで妥協するか、素人にはなかなか見極めが難しいところです。
工務店には「あと30年、出来るだけメンテ費用を掛けずに持つ家にして欲しい」と頼んでいます。
Zippyさん (千葉県/56歳/男性)
(現在のポイント:-pt)
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