歯の打撲時の処置について

こんにちは。むつみデンタルクリニックの倉田です。

極端に冷たいもので冷やすのはどんなときでもあまりよくありません。細胞の治癒を遅らせるばかりか、破壊してしまうこともあります。できたら塗れタオル程度で冷やす程度がいいですね。

歯をぶつけたときには特に冷やす必要はありません。その部位を使わないようにして安静にしましょう。

歯が抜けてしまった時は、
・抜けた歯は口の中、もしくはコンタクトレンズの保存液(生理食塩水)などに入れる。
・水で洗わない、膜がついている場合はそのまま残しておく。
・すぐに歯科医院に行く。
ことで再び元に戻すことができることがあります。

抜けてしばらく経つと元には戻せません。抜けた部位が骨折している恐れがありますので、軽く濡れタオルで押さえながらすぐに歯科医院、もしくは救急病院にいきましょう。

千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック

歯HOO!ブログ〜松戸市の歯医者さん〜

enoki様、こんにちは。葛西駅前歯科の福島一隆です。

このような時は、冷やすとしても冷やし過ぎはよくないです。冷たいタオルで冷やす程度でいいでしょう。
歯については、歯の神経のダメージの程度によっては、治療の仕方は変わります。何もしなくていいときもありますし、神経をとる治療が必要なときもあります。また、歯を支えてる薄い骨が折れていることもあります。ですので、痛みが治まってきたとしても歯科医院で診察を受けた方が安心です。

参考までに、以下のこともお知らせしておきます。

傷がある場合、もし土や砂が傷口についているときはその部分をよく洗って下さい。そして、出血していたら圧迫し止血を試みて下さい。それでも血が止まらなければ歯科医院や口腔外科に行かれて下さい。(唇が切れて傷が深い場合、外側は縫った方がきれいに治ることがあります。内側は縫わないことが多いです。)

歯が抜けてしまった場合、目安ですが、30分以内に歯科医院に行ける場合、抜けた歯を生理食塩水あるいは牛乳につけて持っていってください。30分以内に歯科医院に行けない場合、きれいに抜けていれば、抜けた歯を生理食塩水あるいは牛乳でよく洗った後に、歯を元の位置に戻して歯科医院に向かって下さい。

打撲をした際に冷やし過ぎると血流が悪くなり、治癒が遅れてしまう場合がありますので、出血が激しい場合は歯科医院などで傷口を縫ってもらい止血されるのが宜しいかと思われます。