対象:一般歯科・歯の治療
回答数: 1件
回答数: 4件
回答数: 5件
左上奥歯の歯が1年以上前から食べ物を噛んだときのみ痛みます。そこは10年前にひどい虫歯を治療した歯で、大きく削り被せ物がしてありました。去年末に、違う歯医者に行き見てもらいましたがレントゲンを撮っても被せ物を外しても虫歯はありませんとのことでした。普段から食いしばるくせがあるらしく、直すよう言われたので起きているときは歯を浮かせてます。夜たまに歯軋りはするようです。そして仮の固めの被せ物を3週間ほどして(このときは以前ほどの痛みがなく左側でも食べ物が噛めるようになってました)、そのあと金属の被せ物に変えました。ですが金属に変えてからまた食べ物を噛むと痛むようになり、さらに治療前はしみなかったのに熱いものや冷たいものまでしみて痛むようになってしまいました。また歯医者に行き、症状を伝えましたが…もしかしたら肉眼やレントゲンで見えない奥の部分に虫歯の菌があって痛むのかもと言われました。また固めの仮の詰め物をしてますが、今回は前回の仮の詰め物のときのように熱いものや冷たいものがしみないというわけではなく、しみて痛いですし、食べ物を噛んでも痛いです。熱いものや冷たいものがしみるようになって、その上噛んだときの痛みも緩和されてません。これでは治療前のほうがマシでした。今現在その仮の詰め物の状態で3週間くらい様子を見てと言われもうすぐ診察の予定ですが、歯医者を変えようかとも思っています。どうするべきなのか、原因は何が考えられるのか、どうか教えてください。
ちなみに、3年前と4年前それぞれ半年間ずつくらいですが、違う歯(右上だったり左上だったり)が同じように食べ物を噛むと痛いということがありました。そのときも違う歯医者へ行きましたが一過性の神経痛みたいなものだと言われました。
その後自然と痛みがなくなりました。
eryukiさん
回答:4件
かみしめが原因でしょう。
はじめまして。むつみデンタルクリニックの倉田です。
おっしゃるっとり、食いしばりの可能性が高いですね。
木に刺さったクギをグリグリすると、緩みますよね。歯も全く同じ症状が起こります。
食いしばりによって骨との結合が弱まり、神経に炎症がおきてきます。
そうなることで歯がしみてきたり、物が噛めなくなっていきます。
神経の炎症を抑える処置をするとともに、食いしばりの対策をしましょう。
千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック
歯HOO!ブログ〜松戸市の歯医者さん
回答専門家
- 倉田 友宏
- (長野県 / 歯科医師)
- 倉田歯科医院 院長
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート
虫歯・歯周病治療からインプラント、レーザー治療、メタルフリーの審美治療まで幅広い治療で患者様に多様な選択肢をご提供しています。2014年からは地元の長野県でお口の健康をサポート。健康な歯を長く使っていただくため、予防に力を入れています。
倉田 友宏が提供する商品・サービス
痛みの原因の探索
歯の痛みは様々な原因によって起こります。その中で、「冷たいものが沁みる」というのは虫歯、ないしは知覚過敏でしょう。しかし「知覚過敏」の場合には暖かいものは痛まない事が多いのです。すなわち、知覚過敏の可能性は低く、むしろ虫歯の可能性が高いと考えるべきでしょう。また歯の中心部には「歯髄」というものがあります。これは俗に「歯の神経」と呼んでいる部分です。ここが炎症を起こしていても暖かいものが沁みます。
そのほか、eryukiさんぐらいの年代の方でしたら「噛耗」といいまして、自然と歯が磨耗して噛むときに沁みたりすることがあります。
他の先生方が回答されているように、歯をくいしばってしまい、歯根膜という歯と顎の骨を接続する組織が痛む事もあります。また三叉神経という顎や歯の痛みを司る神経が過敏になって、痛みとして感じられる事もあります。これは「三叉神経痛」といいます。
最後に外力によるものです。これは事故や激しいスポーツ、あるいは奥歯を噛み締めるようなスポーツ(ゴルフやソフトボールでもこれに当てはまると言われます)で希に歯にひび(亀裂)が入ったり、割れてしまったりすることがあります。この場合にも熱いもの・冷たいものが沁みたり、噛むと痛かったりします。
このように歯の痛みの原因の探索は複雑です。さらには患者さんと先生の間の話の伝わり方(表現の仕方、聞き取り方)によっても、なかなか見つからないときもあります。
なかなか事態が好転しない時には「セカンド・オピニオン」を聞いてみる(つまり別の先生にも見てもらう)ほうが良いこともあります。両方話した上で、eryukiさんが納得されたほうで、治療を進めてみては如何でしょうか?
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
堀内 晃
歯科医師
2
むし歯でもないのに痛むのは?
はじめまして長崎の堀内と申します。
さて、お困りのようですのでお答えします。
むし歯でもないのに痛みがあるとのことですよね。おそらく考えられることは、おっしゃるように噛みしめなどが原因ですね。ただし、この噛みしめの原因がまたあります。
態癖といいますが、頬杖やうつ伏せ寝、横向きねなどによって上下の歯の配置がずれてしまい、噛み合わせのバランスが変化することです。
うつ伏せ寝や横向きねあるいは頬杖などに心当たりがあられるようでしたらやめてみてください。それだけでも痛みが止まる場合があります。
藤田 博紀
歯科医師
-
咬合調整でも治らなければ歯根破折も疑われます
噛んだ時だけ痛みがある場合は、咬合性外傷といって、その歯だけが噛んだ時に強くぶつかってストレスが局所的にかかり歯根膜が炎症を起こして痛みがでているケースが多く見受けられます。
従ってこのようなケースでは被せ物を外して様子を見て痛みが治まったのを確認して、ややかみ合わせが低目の被せ物をセットするのが一般的です。
そのような処置を施しても痛みが治まらない場合には歯の根っこに亀裂が入っていて痛みが出ている場合もありますので、どうしても痛みが治まらない場合には抜歯を検討されてみた方が良いかもしれません。
eryukiさん
食いしばりだけが原因?
2009/04/15 17:09ご回答ありがとうございました!
再質問ですが、先生のおっしゃるように食いしばりが原因で物を噛んだときに痛むのはわかります。
でも今回かぶせ物を取って、また新しいかぶせ物にしてから熱いものや冷たいものがしみるようになりました。
治療前はしみるということはなかったのです。
そういう場合も考えられる原因は食いしばりでしょうか?
なぜしみるようになったのでしょうか?
eryukiさん
(現在のポイント:1pt)
このQ&Aに類似したQ&A