子供の抜歯

はじめまして。むつみデンタルクリニックの倉田です。

乳歯の一番後ろの歯(前から5番目の歯)の奥には、来年あたりに6歳臼歯(永久歯)が生えてきます。
その際に乳歯がない場合、その6歳臼歯が手前に倒れてくることがあります。

それにより、手前の永久歯が生えてくるスペースがなくなってしまうという可能性もありますので、抜歯をする場合には、6歳臼歯を前方に倒れさせないそうにする矯正装置を乳歯に入れる必要があります。

乳歯を残しておくことで、こういった装置を必要としないというメリットがあるのですが、現在の状態では抜歯も視野に入れてもよいでしょう。担当の先生と治療法の選択をよく話し合ってくださいね。

千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック
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surewinnie様のご質問にお答えします。

5歳児のお子さまということですが、一番奥の歯ということで、乳歯であると考えられますが、状況によっては、これから生えてくるであろう永久歯に影響がでる場合があります。

レントゲン等を見ないとなんともいえませんが、担当医の先生がなぜ抜かないほうがいいのか、はっきりと聞いてみても問題ないと思いますよ。

遠慮しないで、聞いてみてきちんとした答えを確認してみることをおすすめします。
もし、納得いかない説明であれば、転院も止むを得ませんね。少し厳しいことを言って、ごめんなさい。

surewinnieさん、こんばんは。

米田歯科醫院の米田と申します。

現在治療中の左下奥歯ですが、まだ5歳ということは
この歯が抜けた後に生えてくる永久歯は、早くても
3、4年くらい後になると思います。

現在の状態は拝見しないと分かりませんが、消毒を繰り返して
いる状況からして結構大変な状態かと推測されます。

抜歯の時期やタイミングは、担当の先生の判断になりますが、
もし抜歯になった場合は、あとの処置が必要となります。

現時点で抜歯した場合、抜けた所に当然隙間ができます。
この隙間を放置しておくと、周りの歯が隙間を埋めようと寄ってきます。
また、上の歯も下におりてきます。
最終的に歯並びに大きな弊害が生じてきます。

担当の先生も上記のような事を予測して、なるべく保存しようと
試みている段階と思われます。

ただし、抜歯になった場合は、隙間を確保するための保隙装置という
ものが必要となります。
この装置は、数種類ありますのでその時の状況に合わせて作ります。

乳歯の場合、永久歯が生えてくるからダメなら抜歯すれば良いのでは?
とお考えの方も結構いらっしゃいます。
しかし、乳歯は永久歯が生えてくるまで必要な歯です。

担当の先生も頑張って治療していると思いますが、お母様のご不安や心配な
事などご相談されてみてはいかがでしょうか?

頑張って下さい。

こんにちは surewinnieさん。歯科医師の金田竜典です。
質問にお答えします。
1ヶ月間 (何回通院されたか不明ですが) 治療を続けてられても治りが良くないというのはかなりこじれた状態でしょうね。乳歯の場合治りが悪い場合はやむを得ず抜歯と言うのも選択肢になってきますが、その際その乳歯の下に永久歯があるか (最近前から5番目の永久歯が出来ない方もおられます) 永久歯があれば現段階で乳歯の虫歯の影響がどのくらい及んでいるか (あまり影響が強いようだと乳歯を早く抜いたほうが良い) などの事をレントゲン等で慎重に判断する必要があります。
またこの年齢では歯並びの事も考えなくてはなりません。御質問の乳歯の後ろには6才臼歯という大人の歯が6才ごろ生えますが、手前の乳歯を早目に抜歯した場合6才臼歯が前方に傾いてしまう事もあります。もしかしたら担当の先生はその事を心配して抜くのを控えておられるのかもしれません。抜くか抜かないかは個々のケースにおいてメリット、デメリットを判断していく必要がありますので担当の先生と再度よく相談してみて下さい。