30歳女性、既婚者です。結婚して1年弱です。ほしいと思わないのに子供について考えてしまいます。
二人で子供について話し合ったことはありませんが、たぶん夫も私も子供自体は特別好きでも嫌いでもないと思います。私自身はどちらかといえば、夫婦関係が円滑にいくことを優先したいので、子供はいてもあくまで2番目として扱いたいと思っています。
ただ、現実的に考えていくと、特に妊娠・出産・初期育児の間、女性のほうが明らかに負担が大きい、命をかけた大イベントですから、生活面や経済面、精神面でのフォローなど、夫にも応分に担ってもらえる確証がなければ、子供を持つことには私は否定的です。
なので近々つくるつもりはありませんし、ほしいとも思わないのですが、頭が勝手に子供について考えて堂々巡りをしてしまいます。嫌なのに毎日のように考えてしまいます。うつ病でしょうか。
赤いバンダナさん ( 埼玉県 / 女性 / 30歳 )
回答:1件
長江 信和
心理カウンセラー
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【堂々巡りのわけ】
ある知人の話です。遠足中の児童が交通事故に巻き込まれるニュースを目にしたそうです。不幸中の幸い、重傷者は出なかったようですが、その知人にも小学生の子どもがいました。その日以降、「交通事故で命を落としたらどうしよう?」と考えて、心配でたまらなくなったそうです。そんなことはないと必死に打ち消しても、「嫌な考え」は繰り返し浮かびます。しばらくは、登下校時に携帯電話で連絡を取るようにして、子どもの安否を確認する時期が続いたそうです。ごく普通の母親の話でした。
赤いバンダナさんも、嫌なのに、毎日のように子供について考えてしまうのですね。実は、望ましくないことや不幸なこと、不謹慎なことを考えてしまうのは、誰にでもある体験といわれています。「嫌なこと」を考えること自体は、ごく一般的な体験なのですね。ただし、そうした考えを嫌がって打ち消そうとすると、考えが余計に強まることが知られています。
お子さんについては、現在のお気持ちも含めて、ご主人と話し合われた方がよいでしょう。ご夫婦の意図にかかわらず、子供は授かり物ですからね。不確定な要素が多いと、将来の不安も漠然としがちなようです。
それでも、ご自分の将来に確証を持つことは、とても難しいのではないでしょうか?堂々巡りの対処法ですが、たとえ「嫌なこと」が浮かんだとしても、そのまま思い浮かべることができます。ご自分から思い浮かべてもよいでしょう。打ち消すのではなく、シャボン玉のように、ただ浮かべておくのです。最初は嫌な感じを伴いますが、その後はどうなりますでしょうか?考えを打ち消していた頃との違いがおわかりになるかもしれません。
もちろん、そのときの環境や体調によっても、考えは変わっていきます。タイトルにも書き込まれた通り、最近はお疲れのご様子です。普段の生活でお休みの機会を多くとられることも、重要であるかと思われます。
評価・お礼
赤いバンダナさん
こんにちは。お返事ありがとうございました。
下記部分にとても納得しました。
⇒不確定な要素が多いと、将来の不安も漠然としがちなようです。
考えてしまうこと自体が不安なのかもしれないのですが、夫婦で話し合わずに漠然としていること、不確定であることが不安の原因かな、とも思えています。
正直、面倒な話はまだしばらく後でいいやと考えていましたが、話してみると何か展開なり気分転換なり変化をつけられるかもしれませんよね。
(現在のポイント:-pt)
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