シテイ　サムライ債　２４回

ysny様 バームスコーポレーションの杉山と申します。

>シティ破綻のリスク<
がどの程度のものなのか正確に測れる人はいないでしょう。正確に測れるとリスクではなくなってしまいます。

ysny様が3年間びくびくすると思われるのなら、売却してしまったほうがよいのかもしれませんね。元々、高い利回りが付いているということは、そのびくびくと引き換えに高い利回りが付いていたのです。

そして、市場のびくびくが解約につながり、一部の金融機関をさらに追い詰めているのが現在の状況でしょう。欧米の金融機関の株式は異常なほど乱高下しています。

一方で、覚えておいてほしいことは、この機会をチャンスだと捉えて買いを進めている人もいるという事実です。(こちらに書いてあります。)もし、投資した金融機関が復活すれば、大きなリターンを得ることになりますね。

現在の市場は、リスクについて考えるよいチャンスなのかもしれません。

現在の市場がどのような状況にあるのか、こちらにまとめてあります。参考にしてください。

ysnyさん

こんにちは、
FP診断サービスの前田
の前田です。

シティが破たんするかどうかは誰にも分かりません。
先日までニューヨークに行って現地の状況について見聞きしてきました。

それについては
コチラ
に載せてあります。
シティバンクについても書いてありますのでご参照ください。

これまで破綻した金融機関はその直前に株価が大幅に下がり資金不足に陥っています。
こちらがニューヨーク証券取引市場における
シティ・グループの株価
です。

破綻したリーマンブラザーズやAIG、ワシントン・ミューチュアルの株価は1株10ドルを切る水準まで下げました。
シティはまだそこまで到達していません。

**将来のことは誰にも分かりません。ただこの解決に向けて努力がされています。

現在、米国系金融機関の多くは資金確保が難しくなっておりますが、米国政府も日本・北欧などの国々と協力して短期資金供給を行っています。
今回の金融危機を乗り切るためにいろいろな手立てを実施しています。

今後の参考として、次のことに注意する必要があるでしょう。

1.市場平均を上回る金利については、その理由を考えましょう。

2.将来のことは誰にも分かりません。現在は世界的に異常な経済状態です。

3.この状態はいつか落ち着きます。それがどれぐらいかかるかは分かりません。過去の経験では1年から2年、長くて10年です。

4.われわれの人生はまだ何十年も続きます。今回の事態はその中の一つです。

5.個人は常に基本に戻って投資を考える必要があるでしょう。これについてはよければ
コチラ
もご覧ください。

ご質問、ご相談とかあればいつでもお気軽にメールしてください。

ysny さん

はじめまして、FPの恩田と申します。


額面と債券価格の違いについて説明をさせてください。

1.債券の価格は市場での需要と供給や発行している企業の信用により上下しますが、額面金額は
上下することはありません。

2.債券の利子は額面×利率になります。債券価格が下がると利回りが高くなります、債券価格が
上がる利回りは低くなります。
しかし、一般的には債券の利回りが高くなりますと、高い利回りの魅力を感じる投資家がその 債券を購入します、購入者が増えることにより債券価格は上昇し利回りが低くなります。

3.債券は償還時に額面金額で償還になります。
シティが破綻しなければサムライ債の償還時に額面金額で償還になります。

シティ破綻のリスクがどのくらいあるかはわかりませんが、リーマンとシティの違いは、リーマンは投資銀行に区分され、シティは商業銀行に区分されます。商業銀行(シティ)のほうがFRBの目が良く届く位置にということはいえます。