夫がうつ病を発症してから、もうすぐ3年近くなります。夫は現在37歳、夫婦共働きです。夫の兄はうつ病でもう10年以上家に引きこもりっきりです。夫は一番ひどい時は毎週月〜水まで休んで木、金出社というのを1ヶ月繰り返した為、産業医に相談し現在のお医者さんを見つけ、通っています。ただ、昨年一年は仕事が忙しくなった為かまたひどくなってきて秋口以降1週間会社を休んだりしているので私も家に帰りたくない日々を過ごしています。主人は病院の先生は薬を提供するだけの為、としか認識しておらず、あまり現状を詳しく話したりしていないようです。ただ、カウンセリングの先生は信用しているようですが、こんな状態で本当に良いのだろうかと心配です。病院を変えたいと思ったのですが、本人に拒否されてしまいましたし、近所の病院は全て予約が2週間以上先ではないと取れないといわれています。話をしようと言われるのですが、自分のことをネガティブな方面でしか言わないので、解決策があるわけでもなく、人の話もあまり聞かないので、腹が立って話もしたくありません。必ず治ると信じて今まで付き合ってきましたが、本当に治るのか不安になってきている今日この頃です。どう対処すればいいのでしょう?何かアドバイスを頂けたらと思いますので、よろしくお願いします。
マウンテンさん ( 神奈川県 / 女性 / 36歳 )
回答:1件
うつを生きる
ご主人と義理のお兄様がうつ病で長年お休みされているとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
「うつ病」と一言で言っても軽症〜重症、一過性〜遷延性と様々あります。''中等症以上、遷延性''の方々はなかなか出口が見えないトンネルを歩き続けているようで、毎日ご心配のことと思います。更に患者様を支えるご家族の方々の負担も大きいこととお見舞い申し上げます。
このようなタイプのうつ病に対処するには、長い目で見て、良くなった点にも注目することをお勧め致します。そして病気を完全に治そうとは思わず、生活や仕事を少しでも改善するように心がけてはいかがでしょう。いわば''「うつと付き合う」「うつを生きる」''といった考え方をお勧めする次第です。
とは言いましても、毎日ご一緒にいると自分まで病気になってしまいそうになるでしょうから、ご家族やご友人と協力・情報交換しながら、ご対処いただけると幸いです。拙著コラムうつ病シリーズ、「うつを生きる」(朝日新聞社)もご一読をお勧め致します。どうぞお大事にして下さい。
銀座泰明クリニック
回答専門家
- 茅野 分
- (東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
東京・銀座の心療内科・精神科です。夜間・土曜も診療しております。都会で毎日、忙しく過ごされている方々へ、心身の健康をサポートいたします。不眠、不安、うつ病などに関して、お気軽にご相談ください。
茅野 分が提供する商品・サービス
夜間・土日も診療しています
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング