海外在住者のネットショップ開業

弊社は、起業支援とレンタルサーバーを業務としています。多くの方がネットショップを運営するためにHPを開いています。結論から言えば、やってみることです。うまくいかなければ修正して、反省して、手直しをするといった具合にです。老婆心ながら、

1.HPは、自分で作ったほうがコストがかからない。HPの専門業者というのはありません。少ない知識で作成できます(デザインのセンスのある人にはかないませんが)。ある程度成功して、資金が
できたら、専門家に修正してもらってもよいでしょう。その際に、ネットショップなら、phpという言語、特にec-cubeというソフト(無料で使えます)を使うとよいでしょう。
http://wwww.joeswebhosting.net
なら、使えます。サイト作成の勉強のために、1ヶ月は見たほうがよいでしょう。

2.paypalなら、カード決済で集金できます。http://www.paypal.co.jp

3.事務所が海外で不安感を与える感じであれば、軌道にのってから
http://www.joes-office.com
をつかえば、事務所が5250円/月ですみます。住所を記載するのは、法律で義務付けられています。

以上をやってみると、ワインだけでなく、e-ビジネス全部が見えてきて、いろいろお金の稼げる方法が見えてきます。あと、大事なことは、同業他社のやり方を研究することです。e-ビジネスでは、1社一人勝ちということがいわれます。お客さんは、いろいろなサイトを比較します。他のワインのショップと比べて有利かどうか、勝てるかどうか、見極めないとだめです(厳しいですが)。がんばってください。

vinroseさんは、現在フランスにお住まいで、フランス産ワインを、日本の消費者に、インターネットショップにて、販売なさりたいのですね。

方法は2通り考えられます。
ショップを、日本国内に開設するか、フランスに開設するかです。

日本語でのインターネットショップを開く場合、「特定商取引に関する法律に基づく表示」を表示することが求められます。
これには、販売業者名と住所を書きますので、当然、ショップを日本で開くのか、フランスで開くのか、を決めなければなりません。

お酒は、未成年者や特定の病気をもった人に販売してはならないという、その特性上、販売するのにも規制があります。
そのため、日本でもフランスでも、誰でも販売してよいということはなく、要件は異なりますが、免許を取る必要があります。

日本では、酒類販売免許のうち「通信販売酒類小売業免許」が必要になります。
免許取得については、「行政書士」に相談・依頼なさるのがよいでしょう。
オールアバウト・プロファイルに登録されている行政書士に、ぜひ相談してみてください。

フランスでの酒類販売免許取得について、どこに届け出て、どんな要件が必要なのか、皆目見当がつかないかもしれません。
その場合は、まずJETRO(日本貿易振興機構)の現地事務所に問い合せてみられたらいかがでしょうか。
ジェトロ・パリセンター


*参考
オールアバウト・プロファイルQ&A「ネットショップ」