OSB合板について

きじとらさん こんばんは。

ＯＳＢ合板は、チップの大きさや色、厚みなど
いくつか種類がありますのでサンプルや資料などで
確認される事をおすすめします。

人体への影響ですが、個々に確かめる必要があります。
現在、シックハウス規制におけるホルムアルデヒド
発散建築材料Ｆ☆☆☆☆に適合する物はあります。

耐久性については、構造的に見れば、耐力壁で倍率を
認められた物もあります。

耐水性については、どの程度の性能があるのかは、
各製品の資料を確認する必要がありますが、外壁下地
などに使用する場合は防水紙+通気層を取るなどして、
常に水に接している状態は避けるべきでしょう。

コストに関しては、
地域、施工者さんにより違いがありますが、
建物の内壁仕様の一つである大きさ910?×1820?
厚み12.5ｍｍの石膏ボード下地+ビニールクロス貼り
とＯＳＢ合板無塗装張りと同じ位でしょう。

こんにちは、APROJECT建築デザイン事務所の縣です。

写真は壁ではありませんが内装として天井にOSBが使われているものです。木の風合いを出す一つの方法ですね。

人体への影響はF☆☆☆☆（フォースター）といって法律上では揮発性有機物質が少ない等級として使用が無制限に許可されている物もありますがこれはあくまでも「少ない」ということしか保証されておりません。
これはクロス貼りでも珪藻土塗りでも同じ事がいえます。

花粉症みたいにダメな人はダメ、平気な人は平気。といったところでしょうか？

もう一つの写真はサンプルになりますがOSB合板を磨いて塗装したものです。
こうすると手触りも良くなりますが作業工程が増えるのでコストも上がってしまいます。

コストを押さえるために使いたい場合は下地材は下地材であるという割り切りは必要なのかもしれません。

きじとらさま はじめまして。

OSB合板のデザイン性に惹かれ、私も自宅やアトリエの天井材として使いましたので、お気持ちはよくわかります。既出の安全性につきましては、ご自分やご家族の化学物質過敏度に大きく左右されると思います。

F☆☆☆☆適合品を使いましても、生い立ちの環境や職業、周囲の環境などにより、シックハウスを発症する方が後を絶ちません!この辺は十分な見極めが必要と思います。

また、耐久性については、構造用合板ですので、内部に使用する場合には、クギや画鋲などをガンガン打ち付けてもへこたれないタフさがありますし、湿気の充満する部屋でなければ、数十年は保つと思います。

コスト的には、生地仕上げで構造躯体に直張りすれば、プラスターボード+ビニールクロスや紙クロス貼りより
やすく上がります。

人体への影響、耐久性、コスト面 、この選定条件のどれにポイントを絞るかで、採用の可否が判断できるかと考えます。

簡単ですが、ご参考になれば幸いです。

アーキ・ヴォイス 染谷

こんにちは。
性能については皆さんの書かれている通りだと私も思います。

一点だけ付け加えるなら、
OSBは表面が特徴的な素材ですから、それだけに飽きがくる可能性はあります。

私の経験ですが、12年ほど前にOSBを自分の机の天板にして使っていたことがあります。
最初は気に入っていましたが、4年後に引っ越す際には迷わず捨てました。

昔ジーンズでまだらに脱色されたケミカルウォッシュのジーンズがありましたけども、
あれが履けなくなったときの感覚と似ているかも知れません。

参考になりましたでしょうか。
あまりなりませんね。

他の建築家の皆様が的確なアドバイスをされていますので、
私の意見はオマケと思ってください。

きじとらさんこんんちは。

OSBはチップの感じがかっこいいですよね。内装材として試用されているケースも多々あります。
成分などについては皆さんが書かれているので割愛します。

実際に張られた部屋に入ると、やはり臭いはします。OSBに鼻を近づけたときにする臭いが部屋全体に漂うことを覚悟されたほうがよいでしょう。
OSBには主に北米系と北欧系がありますが、北米系のほうがきつい臭いに感じます。

あとはやはり下地材ですから、なんとなく荒いです。
目線に近いところに使う場合は考慮されたほうがよいでしょう。

あくまでも下地材、その荒さを楽しむ。
という感じでいかがでしょうか?