対象:文化・芸術
回答数: 1件
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私は現在クリエイティブ業界で働くことを目指しており、進路や今後の働き方を考える上で、AIの進化によるクリエイティブ業界への影響について興味があり、情報を収集したいと考えています。
1. 今後クリエイティブ業界にAIが普及することに対しての懸念は何がありますか?
私は、AIの進化によって仕事の現状が変化していくことに対して関心があります。AIが業界に与える影響について、お考えやご経験を伺いたいです。
2. クリエイティブ業界にもAIが進出してきていますが、これからのクリエイターに求められる能力は何だと考えますか?
AIの発展により、以前は安泰だと言われていたクリエイティブ職もAIにとって変わられようとしています。
今後のクリエイターにとって重要な能力や役割について、お考えを伺えれば幸いです。
3.今後、人間とAIが共存していくために、AIを利用する側に求められることは何だと考えますか?
漠然とした質問で申し訳ありませんが、以上の3点についてどなたかお考えをご教授いただければ幸いです。
りょたさん ( 群馬県 / 男性 / 17歳 )
回答:1件
今の無機質になり行く社会情勢の現れを感じました
今回のご質問を受けて私が思った事は「人間には有って、AIに無いもの」を考えてみたら良いという事でしょうか。何故なら私に取っての本物のクリエイターとは「豊かなハートと感情を持っている生身の人間が宇宙から授かるインスピレーションから、その人独自のオリジナルなアートを生み出す人」という事しかないからです。
AIというのは、この地球に生きる人間達を始めとした「ありとあらゆるものから得られた膨大な数のデータ」から生まれるものであり、故にそれはとても計算され尽くしたものであるという事を私は思います。
ですので「この時代、どうすれば売れるか」という事を目標にするなら、そうしたデータを元にビジネスをされた方が賢明なのかもしれません。でもそれは果たして「真のクリエイターと言えるかどうか」という事を私は思います。
私は機械が生み出すものに魅力をあまり感じないのは、そこに生身の人間が根底に持つ高尚な魂や、生命が持つ豊かな情緒というものが欠けていると感じるからです。それが魂を持っていないAIには決して持てないものであり、動物や人間にしか持てないものですが、
今の時代はスマホの普及率を見てもお分かりの様に、社会も人間も非常に無機質になっているという事を私は肌で感じます。生まれた時からその様な機械に囲まれて育った人間の脳への影響というものを私は考えます。
生まれた時から「AIという無機質なロボット」を元に生み出されたものにしか触れていない人間達が「クリエイト」として生み出すアートにも、それは反映されるでしょう。つまり「本物に触れずに育った人間には、そうした違いを感じる事が出来ない=そうした事実にすら気付けない」という事です。
私的にはこうした世界は「人間らしい情緒や温かみに欠けた、無機質で不気味な世界=ロボット化された人間達が、AIをお手本として無意識にクローン化された何かを生み出す冷たい世界」としてしか感じません。
ちなみに宇宙というものは進化であれ退化であれ、「常に変化しバランスを取る」という性質を持っている為、今のこの様な社会情勢の中で「クリエイター」や「アーティスト」と呼ばれる存在達も、そういうものを取り入れながらバランスを取る必要があるとも私は思います。
そこで私が思う事は、どんなにテクノロジーが発達したとしても、いつの時代にも本物のクリエイターとして必要なのものは「AI(機械)を駆使出来る人間」である事で、「AIに操作コントロールされる魂の抜けた人間」であっては本末転倒であるという事でしょうか。
これは私の目ですが、今は「脳がロボット化された無機質な人間=脳を機械に乗っ取られた人間がとても増えた」という事を肌で感じており、故にこの様な人間達が増えた時代に「ビジネスとして売れる為のクリエイターになりたい」のか、
それとも「自分の中から生まれる情熱から、何かを生み出す本物のクリエイターになりたい」のかを、りょたさんご自身で「自分は何を人生の目標にするのか」を見極められる事を私はお勧め致します。
その目標によって、今回のご質問の答えは全然違って来ると私は思います。
回答専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
(現在のポイント:-pt)
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