対象:新築工事・施工
回答:1件

志田 茂
建築家
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トイレの床
志田茂建築設計事務所 志田です。
業者は、沖縄という気候的な条件で、湿式がいい と言っているんでしょうか?
昔は、便所は家とは離れていました。 下水や浄化槽につながるようになってからも、便所はまるごと水洗いができるように、タイル貼りにする事も多かったですから、「便所はそうゆうものだ」と考えられる方もいます。
でも、今はもう、乾式 です。
ただし、乾式 というのは、基本的に床に水を流して掃除をする事は考えていません。小便器を付けるとしても、便器の周囲の床だけをタイルなど浸みこまず拭き掃除しやすい材料を使う事が多いです。その他の部分は、フローリングでも大丈夫です。よごれや掃除を気にされるならクッションフロアーというシートがいいかもしれません。私の設計では、無垢の木かコルクタイルを使います。
以上をふまえ、、ご質問の「乾式?湿式?」が床をタイル貼りする場合の下地(モルタルもしくはコンクリートか、木造の床下地か)の事であれば、乾式、つまり木造で合板の上に接着剤でタイルを貼る事は、特に問題ありません。ただし、合板は2重に張るなど、強度を考えておかなければいけません。
気候的な問題についてはわかりませんが、そうゆう事ではなければ、「押し切って」もいいと思いますよ!むしろ、段差なく入りやすいトイレがいいですね!
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