対象:心と体の不調
回答:1件

快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター
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精神的・肉体的疲労の自律神経への影響です!
shainingさん
こんばんは。いつも興味深い投稿ありがとうございます。
今回のテーマは、「寝付き」ですね。
これには、自律神経が大きく作用しています。自律神経は、活動のための「交感神経」と休息のための「副交感神経」に分かれます。
我々は、日中、仕事や家事などをしているときは、交感神経が強く働いています。これを「交感神経優位」といいます。動物でも、昼間は外敵から襲われやすいので、危険を避けるために、生きるための防衛モードになります。
対して、眠るときは、休息モードになるために「副交感神経優位」の状態が、眠りの世界に入る体制と考えてください。
しかし、現代社会のような、高ストレスなどの精神的な一種の興奮状態が、慢性的に継続していると、夜、寝る段階になっても、なかなか「交感神経から副交感神経優位」に変わりません。
これが「精神疲労」の一つの理由です。
他に「肉体疲労」でも、適度でなく、過剰な肉体疲労のケースでは、寝付けない症状は起こります。
身体の一部だけを使う肉体労働に従事している場合には、一部の、局所的な筋肉の疲労による不快感が生じて、寝付きが悪くなります。この作業が、単調な流れ作業であれば、単調作業を強制させられることによるストレスや身体的な活動周期にひずみが生じ、寝付きに影響することになります。
身体的疲労は、少しぬるめの入浴などで、疲労度を低下させることは可能です。その時に、自分の好きな鎮静作用のあるアロマなどを数滴いれて、香りから脳を休息させることは有効です。
副交感神経優位を阻害するストレスには、マイナスのストレスばかりでなく、「嬉しいすぎる」とか「楽しすぎる」快感の強いケースでも、交感神経優位になります。
結論としては、15分から30分、寝床に入って、寝付けないときは、いったん寝床からでてください。寝床の中で過ごすだけ、眠れないストレスで、余計に負のスパイラルになります。
必ず、眠気がきます。その間の過ごし方としては、ホットミルクなど飲みながら、自分がリラックスできる時間を過ごせるように、自分なりに快適な時間の工夫が必要です。
夕食後から入眠までの間は、寝付きの準備時間とも言えます。その中でも、精神的なリラックスモードにすることが、いい寝付きにつながります。
今回の回答は、参考になりましたでしょうか?
評価・お礼

shainingさん
2012/07/13 22:11回答をありがとうございます。
寝る前のリラックスが大事なポイントですね。
確かに嬉しい時や楽しい時もなかなか寝付けないですね。無理に寝ようとしないで一度起きてリラックスモードで睡魔を待つようにします。

快眠コーディネイター 力田 正明
2012/07/13 22:23shainingさんは、とても理解力の高い方ですね。
ぜひ、周りの方にも教えてあげてください。
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