対象:薬・漢方薬
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西野 裕一
薬剤師
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不妊症の周期療法に関して
最近、私の薬局でも周期療法を体験される方が増えてきました。それは、今までの漢方薬の服用方法と異なった飲み方をすることにあります。
ここでは簡単に紹介をさせていただきます。
周期療法は中国南京中医薬大学の婦人科 夏桂成教授が提唱された新しい漢方薬の服用方法です。
現在、中国のさまざまな大学病院で検証され研究がされています。
今までにない新しいところは、基礎体温でもわかる周期(月経期・卵胞期・排卵期・黄体期)ごとに
ホルモンや体の変化があることに着目して、それにあわせた漢方薬を組み合わせることです。
今では体質改善のために同じ漢方薬を1~2年間服用し続けることがされてきました。
しかし、晩婚化が進むなかで効果が早く現れる方法が望まれてきました。
周期療法は生理周期がある方であればどなたでも試すことができる方法です。さらに、われわれの研究データーでは6ヶ月から妊娠率が高まることがわかっています。
すべての方に効果が出るかはわかりませんが、特に30代後半から40代の方にも効果があります。
周期療法に関しては以下のHPを参考にしてください。
http://www.seishin-do.co.jp/c-funinshou.html
全国の日本中医薬研究会の会員店でも相談を受けることができます。
http://www.chuiyaku.or.jp/shops/index.html
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