対象:住宅設計・構造
鉄骨住宅の暑さ対策について。
関東地方(IV地域)に外張り断熱のハウスメーカーで新築を考えています。
IV地域の次世代省エネ基準使用の鉄骨2階建てです。
フラット屋根と片流れ屋根の組み合わせであることに加え、標準の断熱材
に不安があります。
個人的には、冬の寒さより夏の暑さ対策を重点的に対策したいと思っています。
一番防ぎたいのが、2Fに上がったり2Fのトイレに入ったら蒸し風呂状態という
状態です。
下記の標準の断熱仕様を見ていただき、
1、断熱材をどう変更すればよいか
2、断熱材以外でおすすめの対処法
などのアドバイスを頂ければと思っています。
ちなみに、標準では天井断熱が高性能グラスウール16K 100mm
壁がグラスウールボード140K 12mm、高性能グラスウール16K 60mm
床が普通グラスウール32K 80mm
窓はすべてアルミ樹脂複合ペアサッシのLOW-Eガラス
小屋裏は対流や自然通気による換気システム
です。よろしくお願い致します。
shimaebi777さん ( 神奈川県 / 男性 / 31歳 )
回答:1件
次世代断熱基準
高性能グラスウール16Kで言うと、断熱材ではC種になります。
神奈川は私の地域ですが、C種の断熱材の次世代断熱基準は
天井 160mm 壁 90mm 床 135mm になります。
断熱材は次世代基準にはかなり足りないようですね。
また、外断熱であれば天井断熱ではなく屋根断熱になると思いますし
断熱材もD種かE種のウレタンやフェノールフォームなどの樹脂系
ボード断熱材になると思います。
屋根断熱であれば、小屋裏換気はいりませんし天井現しで高くする事
もできます。
また、ウレタンの現場発泡断熱材であれば厚みは簡単にとれて躯体内結露
の心配もありません。
鉄骨住宅とはいえ、躯体内に結露するのはあまり宜しくないと思います。
グラスウールの場合は、室内側に気密バリアをきちんと施工したいところです。
次世代省エネの仕様になっていないようです。
きちんと設計をやり直してもらったほうがいいと思います。
評価・お礼

shimaebi777さん
2010/11/17 22:08大変勉強になりました。
どうもありがとうございました。
回答専門家

- 小松原 敬
- (神奈川県 / 建築家)
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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