高いか安いかは人によって評価が違うのでは・・・

拝見する情報が非常に少なく、これだけで判断するのは難しいというのが率直なところです。
ただ、これだけの情報で、工数をざっくり考えるのなら、1人月程度の仕事に見えます。

しかし、お客様がどんな評価をするか?という点については、様々な条件で判断が変わると思います。

**1. お客様の相場感覚によって違う

　システム開発の費用について、相場観をお持ちの方と、零細起業で、相場観を全く持っていないん方では、感じ方が全然違います。
　私自身、「office が数万円で売っているのに、こんな簡単なシステムが何百万円もするのか?」という質問は、何度も何度も戴いています。
　相場観のない人には、なかなか価値を認めて頂けないことが多いです。

　また、超大手企業で、元々、高い価格の相場観しか持っていない方にすれば、「安い!」となることもあります。


**2. お客様の事情によって違う

　相場観とは別に、そのお客様がなぜそのシステムを求めているのか?によって、投資可能な金額に制限が出てくることが多いです。
　○万円の収益を上げるための投資であるとなっていれば、△万円しか投資できない。
　そんな事情があるので、金額に対する考え方も変わってきます。


**3. かかるコスト=見積もり ではない

　私はかつて商社に勤めておりました。そこでは鉱産物を輸入・販売していましたが、数千トンを購入頂く企業様への販売価格と、数キロしか買って頂かないお客様との販売価格は、10万倍になっていました。
　1kg 当たりに換算したコストは同じでも、様々な事情で価格は異なります。


以上の様に、大変申し訳ないのですが、単純には「高い」か「安い」かを評価することは難しいとしかコメントできまないのが実情です。

ご参考になれば幸いです。

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岡本興一