対象:人材育成
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本田 和盛
経営コンサルタント
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社内研修の実施状況
凄腕社労士 本田和盛です。
社内研修の実施状況ですが、大手企業は100%実施しています。上場企業であっても、中堅・新興企業ではせいぜい新入社員研修や管理職研修などの階層別研修どまりのところが多いようです。中堅・新興企業は、担当者を外部の研修やセミナーに派遣するケースが多いです。
社内研修の期間は、新入社員研修や海外派遣要員の合宿語学研修を別にすると、長くて3日です。最近は一泊二日または一日研修がスタンダードになっています。私の場合は、コミュニケーション研修(コーチング)で90分というのが最近ありました。研修が短くなる傾向があるのは確かです。
また組合と会社の分担ですが、組合は組合員の福祉の増進目的の研修を主にやります。キャリア研修や定年前研修、ワークライフバランス研修などです。私は大手企業の組合員対象に、「目標管理研修」をやったことがありますが、これは会社が実施する管理職向けの目標管理研修とは別に実施されたもので、組合員が成果主義人事制度にうまく対応できるようにすることを目的とした研修です。そういう点では、組合員の福利の増進目的ともいえます。
最近増えているメンタルヘルス研修は、企業がやったり組合がやったりさまざまです。私もメンタルヘルス研修は何度かやりましたが、企業がやる場合は、企業の安全配慮義務を果すためにやります。内容も管理職としてどう対応するのかという点に主眼がおかれます。組合がやる場合は、組合員がストレスにどう対応するのかというセルフケアに主眼が置かれます。
中小企業の社内研修ですが、不活発です。やっても外部の研修機関に派遣するのが多いと思います。人数も少ない上に、研修を内部実施する余裕がありません。ただし安全に関する研修は、中小企業であっても実施しています。事故があったときに企業の責任が問われるからです。
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この回答の相談
こんにちは。
私は、現在、大手の製造メーカーに勤めています。
我が社では、会社、労働組合が主催する研修会が盛んに行われています。
会社主催の方は「改善推進」、「安全」、「品質管理」といったも… [続きを読む]
みつきちさん (長崎県/38歳/男性)
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