対象:住宅設計・構造
森岡 篤
建築家
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2階LDKも検討
yuki_pooh_poohさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡と申します。
敷地の高度地区は、第1種でしょうか、第2種でしょうか。
図は、現在進行中の住宅の冬至での日当たりを示します。
用途地域:第1種低層住居専用地域で、高度地区は最も厳しい第1種高度地区:高さ5mより勾配1/0.6です。
建物は、南側境界から3.5m程離れて計画していますが、それでも南側敷地で高度地区一杯に建つと、冬至では1階にほとんど日が当たらなくなることを示しています。
yuki_pooh_poohさんの敷地ではどうでしょうか。
このように、冬、2階は日が当たるけれど、1階は当たらない。それでも、リビング・ダイニングの日当たりを優先するならば、やはり2階LDKを検討するのが良いと思います。
1階のリビング・ダイニングとして、明るくするには、2階の窓に当たった日の光を1階に届けることで、床を抜く吹き抜けや、床に透過材料を使用します。
トップライトを使った場合も同じです。
太陽の光は時間と共に方向が変わるので、壁面やブラインドで反射して、1階に光が届く仕掛けが必要です。
又、夏は日射が室内に入ると、とても暑いので、コントロールする必要があります(特にトップライト)
写真は、トップライトから、2階の床に透過材料(高強度のガラス)を通し、1階が明るくなっている様子です。
参考にしていただけたら幸です。
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yuki_pooh_poohさん (東京都/34歳/女性)
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