対象:住宅設計・構造
森岡 篤
建築家
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不同沈下の可能性
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m2508さんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡と申します。
1階の床の4隅が水平でない:傾いているとすれば、基礎が傾いて可能性が高いと考えられます。
基礎が傾くのは、
・基礎下の地盤を盛り土した
・基礎下の地盤の処理が適切でない
・元々の地盤の強度(堅さ)が不均一
等による、建物の一部が多く沈下する不同沈下によるものです。
ベタ基礎だからといって、不同沈下が起こらないことはありませんが、ひび割れがないということで、局部的ではなく、全体的な沈下ではないと思われます。
沈下は、築後、初期段階で多く沈下し、除々に落ち着くことがあります。
沈下がまだ進行しているかどうかを判断することが必要です。
そのために、リビングの4隅のレベルを定期的(3ヶ月〜半年に1度程度)に測定し、記録することをお勧めします。
レベルは、レーザーレベル等で、測ることができます。
傾きが余り大きくなく、進行が止まっているようであれば、大きな問題はないでしょう。
進行が止まっていれば、床を一旦剥がし、下地のレベルを調整して床を水平にする改修は可能です。
参考にしていただけたら幸です。
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評価・お礼
m2508 さん
できれば床についてのむくらせる技法についても知りたかったです。 調査の必要性について理解はできました。アドバイスありがとうございます。
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この回答の相談
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m2508さん (京都府/24歳/男性)
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