対象:住宅資金・住宅ローン

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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ライフ・ランに関するツール紹介と改善の考え方
エムケイ 様
初めまして、ライフプランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
家を購入したい、お子様の学習費もこれから必要等々で不安に為られるのも無理がないと思います。
まずは、お二人の夢を整理して優先順位をつけられては如何でしょう。現時点での優先順位はこれからお生まれになるお子様の育児・教育費用です。
そのためのツールをご紹介します。
家計はとてもシンプルな構造です。
1.収入 - 2.支出 + 3.( 資産×運用利率) = 4.貯蓄(年間の増・減)
で表されます。
この式に沿って、年間での金額を把握されるようお勧めします。月々だけでなく、年に一度の支出も結構あるものです。
家計を改善する際には、費目を金額の順に並べ改善できる、改善すると決めた項目で支出の計画を立案ください。
家計の年間金額が把握できましたら、
次に、ご主人とお二人で将来の夢や希望をお話し合い頂き、
ご家族のイベント、例えば出産・進学コース、車・住宅の購入、レジャーや趣味などの予定を費用とともに記載するイベント表を作成し、
収入・支出、そして貯蓄額の年度推移を記入するキャッシュフロー表を作成します。
この貯蓄額が、翌年の支出を補い、継続して枯渇しないことをご確認ください。
貯蓄額が枯渇した場合には、収入を増やす為お仕事に就かれる、支出の年次をずらす、金額を削減するなどで調整します。
またこの過程で、転居や転居費用・契約料の記載と賃料を色々に変えてシミュレートしてください。転居の可否が決定できます。
これらの表を作成しますと、家計の全体像と将来像が把握でき、夢や希望を実現するための、収入の確保と貯蓄目標も明確になります。
補足
サンプルと作成手順をコラムで掲載しています。ご一読下さい
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/list/series/7802/
お子様の学習費用は下記を参照ください。
お子様の教育費
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/30894
住宅ローンを組まれるのは長期にリスクを抱えることになります。このため、住宅ローンの返済額は出来れば収入の20%未満、多くても25%になるようお勧めします。
なお、生命保険に加入される場合は必要とされる保障額はイメージのように、年次と共に減少します。これにあわせて、定期保険などの貯蓄性の無い掛け捨てで組まれるようお勧めします。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
家賃が高いのですが、引っ越した方がいいでしょうか?
現在27歳の同い年夫婦です。
主人の収入:20万+残業代(残業代は全て貯金)
ボーナスは来年から出ますが、恐らく… [続きを読む]
エムケイさん (兵庫県/27歳/女性)
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