対象:新築工事・施工
中村 雅子
建築家
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夏冬を快適に過ごす
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- 4.0
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ランニングコストを抑えるにはまず建物を守りましょう。夏場はまず室外側で防暑します。直射日光を遮るために南側に広葉樹や深い庇、格子戸などを計画します。そして室内では高い部分に暑い空気が溜まりますから風の気流をつかって熱を逃がしてあげます。それだけで十分涼しく感じられエアコンの使用頻度も減ると思います。上の写真は2階の南から吹き抜けを通じて3階の北側にある窓へ空気を流す計画をしています。冬場は2階に設置した床暖房が3階へも伝わります。下の写真右隅に見えるのは下の部屋の天窓です。北側に向けて熱を排出します。左側の配管は屋上へ夏場16度の井戸水を放出して屋根を冷却してあげます。まずは機械に頼らない建築的な処理で夏冬快適に過ごせると良いですね。
評価・お礼
スギ*ウラ さん
”機械に頼らない建築的な処理で夏冬快適に”
確かに、そうですよね!感激です。
間取りの研究ばかり検討していないで、そういう点にも重点をおかねばと思いました。ありがとうございました。
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この回答の相談
新築を検討中です。
現在賃貸物件に入居中ですが、夫婦二人のみ&共稼ぎで昼間はほとんど無人宅であるにもかかわらずガス代・電気代がそれぞれ13000円程度です。
現在入居中の物… [続きを読む]
スギ*ウラさん (愛知県/25歳/女性)
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