対象:一般歯科・歯の治療
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差し歯の際の神経治療
こんにちは。ティースアートのDr.TSUBAKIです。
差し歯という言葉の由来ですが、以前は差し歯にする場合、神経を取って歯の根元で歯のほとんどの部分をカットし、根の部分に金属の支柱を持った歯を差しこんでいたので「差し歯」と言われます。
またセラミックの被せものの場合でも、歯を削る量が多くなってしまい、後でしみるなど痛みが出る可能性があるため、あらかじめ神経を取っておく方法が一般的でした。
しかし最近では、世界的に歯をなるべく削らないようにする方向に進んでいることと、接着の技術が進んできたことなどによって、取る必要のない神経はなるべく残すようになってきています。特に神経の治療が高額なアメリカでは、ほとんどの場合に神経を残してセラミックを被せています。
ただし歯並びを大きく変える場合や、歯が大きく欠けている場合には、あらかじめ神経を取ってしまう場合があります。今回のケースではどの程度かわかりませんが、担当の先生のご判断では取っておいた方がいいということなのでしょう。
通常のケースであればsiniti3866さんがおっしゃるように、初めは神経を取らずにセラミックを行い、痛みが出た場合に神経を取る方法もあります。この場合はセラミックの裏側に穴をあけて、そこから治療を行い、終わったらファイバーの土台で補強、樹脂を詰めればほとんどわからなくなります。ティースアートでもなるべく神経を取らないようにしていますが、現在のところセラミック後に神経の治療が必要になったケースは1%程度です。写真のケースでも神経は取っていません。
ティースアート審美歯科
回答専門家
- Dr.TSUBAKI
- ( 東京都 / 歯科医師 )
- ティースアート ティースアート代表
米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています
日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
先日前歯の一本が半分かけ差し歯をいれようかと思っているのですが、神経を抜かずに差し歯にすることはできるのでしょうか?
神経をぬかずにできる場合、後に痛みがでできた場合に神経を除去することで考え… [続きを読む]
siniti3866さん (大阪府/34歳/男性)
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