対象:住宅設計・構造
野平 史彦
建築家
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断熱は総合的な判断が必要
くーちゃん様
外張り断熱で気になるのは、やはりあなたがおっしゃる様に、外壁材を支える釘が持ち出し状態になることです。工法によってそれぞれ強度計算された専用の釘が使われるので問題はないのですが、外壁材は軽いにこしたことはありません。
それから、
>暖房コストがかからないように外断熱がよいと思っています。
とありますが、それは誤解です。
施工者がきちんとした充填断熱ができれば、外張りと差がある訳ではありません。
それに、外張り断熱に用いられる発泡プラスチック系の断熱材には共通して「経時劣化」の問題があります。(ネオマは、フェノールフォームなので比較的劣化は少ないですが、、)
このように、「断熱」には様々な条件を加味して総合的に判断する必要があります。
ご参考まで
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この回答の相談
新築予定です。
暖房コストがかからないように外断熱がよいと思っています。
在来木造住宅でネオマフォ−ムでの外断熱 外装乾式タイルにした場合、タイルをはめこむボ−ドと柱との間にネオマフォ… [続きを読む]
く-ちゃんさん (宮城県/53歳/女性)
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