対象:一般歯科・歯の治療
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堀内 晃
歯科医師
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根っこの部分の炎症について
はじめまして長崎の堀内と申します。
さて、お問い合わせの件ですが、お話をお伺いする感じでは、おそらく根っこの先に膿を持っているものと思われます。
こういう歯の場合、以前に神経の治療を受けられていて根っこの管の中の神経組織を取り除き、その代わりに隙間を封鎖するための薬をその管の中に隙間無く詰めています。その上でその根っこの管に差し込むような土台を作成し、さらにその上に歯をかぶせるという形をとります。いわゆる差し歯といわれるものですね。
根っこの炎症がひどいというときは、おそらくその上の土台や歯の部分がむし歯で若干外れたような状態になり、お口の中の虫歯菌などが入り込んで根っこの先に炎症を起こしたということでしょう。どんなにしっかり根っこの治療をしていても歯の作った隙間によっては根っこの先にばい菌が感染してしまいます。
こういった場合の治療として、まず被せてある歯を削り取ってはずし、中の土台を削り取ってはずし、根っこの管に詰まっている薬をきれいに除去して根っこの先の膿を消毒する形になります。
そして、根っこの先の消毒に何回か来院された後、また根っこの管にしっかりと薬をつめ、土台を作り、歯を被せるという治療になります。
おそらく、この経路が一旦はずして、元に戻すという表現になったものと思われます。
お分かりになられましたか?
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この回答の相談
二週間前に左上の奥歯が痛くなり、現在通院中です。根っこの部分の炎症がかなり酷く、治るまでにかなりの時間がかかってしまうと言われました。場合によっては、歯を一旦外してきれいにしてから元に戻す治療が必要になるそうです。これは一体どういう事なのでしょうか?
ちゃっきーさん (静岡県/33歳/女性)
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