事故のときにほとんど抜けていたんでしょうね。

はじめまして、長崎の堀内と申します。
さて、お問い合わせの件ですが、おそらく、事故の際にほとんど抜けていたものと思われます。
歯というものは、なにも原因がなければそうそう抜けるものではありません。

おそらく、事故の際にほとんど抜けていて、言わば皮一枚でつながっていたような状態だったのかと思われます。　

こういうときは、やはり痛みをとる治療、神経の近くで破折しているようならその神経の処置、根っこのところ(骨の中)で折れているときは、そのまま経過を見ることになりますが、動揺しないようにとなりの歯とボンドでしっかりくっつけて固定しておくというのが、一般的な処置になります。

かかりつけの先生がされていた処置内容で問題ないと思われます。
今後、わん太さまが気をつけることは、抜けてしまった歯あるいはそのとなりのゆれていた歯がさらに揺れないように前歯で咬まないようにすること。そして、うつ伏せ寝や横向きねなどをして寝ているときなどに歯軋りなどが起こらないようにしておくことです。

以前当院でも、自転車で転んで前歯を打った小学生がいましたが、もともと歯軋りをするお子さんで抜けた前歯を固定していましたが、期間がたつごとにみるみる歯ぐきが腫れてきて支えている骨がなくなり、結局前歯2本が抜歯になってしまいました。

とってもかわいそうでしたが、こういうこともあるんですよね。ご注意ください。

頬杖なども注意して、寝るときは、なるだけ枕を低くして上を向いて寝てくださいね。