犬の問題行動の改善の仕方について

来客に対して唸って噛みつきそうになるということは、他人が怖いのだと思います。

そのようなケースの場合、一般的には来客の方が来るたびに来客からおやつをもらうようにして、
「来客(他人)=おやつをくれる良い人」と教えなおします。

ただしこの方法は来客の方が噛まれる危険性があるので、専門家の指導のもと練習を行う必要があります。
なので、来客への行動を改善させたいということであれば、専門家に直接見てもらうことをお勧めします。

とにかくやってはいけないこととしては、来客に対して唸ったからと言って怒らないことです。
そこで怒ってしまうと、来客に対してますます印象が悪くなり攻撃性が高まってしまいます。

専門家のもと練習するまでは、来客時ワンちゃんはサークルやクレートなどに入れるようにして、お客さんが入ってきたと同時にサークル内(クレート内)にご褒美を投げれるようにしてみてください。
もしくは、ガムなどを予め入れておいても構いません。この場合は、お客さんが入ってきてもガムを噛んでいたら、言葉でよ〜く褒めてあげます。
とにかく唸らなくて済む状況を作って、唸らないことをひたすら褒めてください。

問題行動を改善させるポイントは、''問題の行動を起こしたときに叱るのではなく、問題の行動を起こさないように環境を整えて、問題行動が出ないことを褒めることです。''

他人を噛んでしまうと大変ですので、早急に専門家を探してください。