対象:マッサージ・手技療法

吉川 祐介
カイロプラクター
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潰瘍性大腸炎について
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病気担当の医師からは、妊娠は考慮した上での投薬ということで説明があり、産科担当の医師からはどちらを優先するか判断することをせまられた、ということでいらっしゃいますね。
昨今はインフォームドコンセントが徹底してきているようです。おそらく病気担当の医師からは、病気と薬の効果、副作用、胎児への影響などを説明した上で、患者さんにどうしますかと聞いているものと思います。
産科の医師も同様に患者さんの判断を促しているもので、薬を使わない方がということを匂わしているのではないものと思います。
治療を選択する主導権は、患者さんご自身にあり、医師はその情報を提供するという立場をとります。もし薬に対する疑問や不安があれば、臆せずご本人から担当に医師にご相談されてみてはいかがでしょうか。きっと親身になって答えてくれると思いますよ。
ところで、潰瘍性大腸炎には腸内細菌を調える「プロバイオティクス」が有益ということを、東京女子医大で学びました。
潰瘍性大腸炎は、腸内に増えた悪玉菌に対する免疫反応が引き金になるということで、善玉菌の乳酸菌などをとったり増やすと、よい状態を維持しやすくなるそうです。
また、潰瘍性大腸炎の患者さんは、発ガンするリスクが高いとのことで、それに対してもプロバイオティクスによる抑制効果が期待されています。
健康食品やサプリメントとしては、GFB、ペクチンやレクチンなどの水溶性食物繊維、乳酸菌製剤があります。
食事として注意するのは、悪玉菌のエサになるような脂肪分の高い食事、肉の多食を避け、ジャンクフードや刺激の強い食品は避けることが大切です。
体調を整えるために、適度な運動もよいと思います。
妊娠中に病状が悪化され、不安が高まっていると思いますが、お友達が心の支えになってあげているようで、いいなと思います。
どうぞお大事なさってください。
吉川祐介ウイケアカイロプラクティック
評価・お礼

たんぶらん さん
吉川先生、ご丁寧な回答ありがとうございました。
薬は頂いていますが、どのような薬なのか、また、改善の為にはどのようにして日常(食生活など)を過ごしていけばいいのかが、全く分らず不安でしたが、今回どのような物が効果的かや、病気そのものについても、詳しく教えていただくことが出来て、すごく納得し、安心しました。
薬以外にも日常で気をつけることが出来ることを教えてもらったので、早速友達に伝えたいと思います。
実際病院の先生を目の前にしてでは、なかなか聞きたいことが聞けなかったり、何が聞きたいのか自分でも分らなくなってしまったりして、聞くことが出来ずにいましたが、このように親切に教えていただくことができて、とても感謝しています。
ありがとうございました。
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