対象:マッサージ・手技療法

吉川 祐介
カイロプラクター
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暖まると発症する蕁麻疹について
ご相談者さまのように、暖まることが刺激となって蕁麻疹が出るケースでは、第一に皮下に存在する神経の末端から分泌される物質が蕁麻疹を引き起こすと考えられます。
食べ物によって起こるアレルギー性の蕁麻疹とは、発症のメカニズムに違いがありますが、生理学的にはまだよく分かっていない部分があるようです。
皮膚科に行けば、薬物療法を受けることができますが、もしそれで改善しなかったり、薬を飲みたくないので他の治療法がないかとお考えでしたら、東洋医学的なケアをお薦めします。
東洋医学では、ご質問のように急に現れて、しばらくするときえるように消退を繰り返すものを「風邪」が皮膚にはいって体を防衛している「衛気」とぶつかり熱が生じた結果起こる風熱タイプの蕁麻疹と考えます。そこで、風熱を散らす漢方薬や、鍼灸の経穴を使って治療します。
また、今まで出ていなかった蕁麻疹が出始めたということは、体になにかの変化が起きていることが伺えます。例えば、胃腸の状態が悪くなっていたり、体力が低下していたりするなどの原因があるかもしれません。女性ですので、ホルモンバランスの変調なども考慮すると良いでしょう。精神的なストレスなども体調を変化させる要因になります。
こうしたさまざまな心身および環境変化をトータルに考えてアドバイスしてもらい、体質面から改善することができれば、よりよい治療となるのではないかと思います。
かゆみは、我慢しがたくつらい症状です。早期のご回復をお祈り申し上げます。
吉川祐介
Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア
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