基礎控除について
サラリーマンは会社で年末調整を受けているので、無理もないと思いますが、確定申告をする際は、会社でもらった源泉徴収票を分解して、確定申告書に転記するだけなのです。
たとえば、源泉徴収票の「支払金額」欄に記載された金額は、確定申告書Aの収入金額等の「給与(ア)」に転記します。そして、源泉徴収票の「給与支払控除後の金額」欄の金額は、確定申告書Aの所得金額「給与(1)」に転記します。
そうやって、源泉徴収票を分解して転記していくのです。
それでは、基礎控除はどうかという問題ですが、これは、源泉徴収票の所得控除の合計額に含まれています。これを分解して確定申告書Aの所得から差し引かれる金額の「寡婦控除(10)」〜「基礎控除(14)」に転記されます。
例えば、アゴ仮面さんが、奥さんだけ扶養家族になっていたとした場合は、源泉徴収票の「所得控除の額の合計額」は、配偶者控除38万円+基礎控除38万円=76万円が記載されます。それを、確定申告する際には転記するだけなのです。
すなわち、源泉徴収票の中身を分解して確定申告書に転記してるに過ぎないのです。
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この回答の相談
確定申告の医療費控除について。基礎控除も加算できるのでしょうか?税務署から送られてきた確定申告書Aの書式に基礎控除38万の記載があり、妻からの質問です。私はサラリーマンで会社で年末調整をしその時に基礎控除を受けているはず。今回の確定申告では対象外と思いますがいかがでしょうか?
アゴ仮面さん (埼玉県/44歳/男性)
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