対象:住宅設計・構造
本田 明
工務店
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あまりに遅すぎるレスかもしれませんが
最初質問が出たとき、色々言いたいことだあったのですぐにでも
返答しようと思ったのですが、答えにどうもまとまりをつけることが出来ず
そのままになってしまっていました。
よい「私の親類に材木の卸業者」の場合
親戚のためにいい材料を、市場より少し安い目でも、その「近くの大工さん」に納入する。
親戚のことだから、大工さんの注文した材料の納期と品質をちゃんと守る。
わるい「私の親類に材木の卸業者」の場合
自分の会社が納入することは決まっているので、高い値段で「近くの大工さん」に納入する
自分の会社が納入することは決まっているので、売れ筋から外れた商品をあまり値引きしないで在庫整理もかねて「近くの大工さん」に納入する。
親戚のことだから、急ぎの場合は後回しにしてもいいだろう。
よい「近くの大工さん」の場合
お客さんの意向なので、いつも使っている所とは、ツーカーでもないかもしれないが、がんばって仕事をする。(いつも使っている所だと、材料の指定も意を汲み取ってくれるので、簡単な電話の応答で思った材料が来る)
わるい「近くの大工さん」の場合
自分の仕事の悪さや段取りの悪さを全て、材料納入業者の責任のように言う。
結局は、建築生産者のそれぞれの良心にかかっていることのようなきがします。
実際の仕事としては、よい100%と悪い0%の間のグレーゾーンの、
どの辺りになるかというようなことなのではないかと思います。
ただ、この頃の建築生産の瑕疵に関する様々な法規制は、そのような分離発注的な要素は、排除され、
ある一つの会社が、全責任を負える体制でないといけないようになっています。
それが、果たして建築生産というシステムと相性がいいのかどうかは、私としては疑問の残る所です。質問のようなことも含めて多様な建築生産のシステム(極端に言えばセルフビルドなど)が、あってもいいように思っています。
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この回答の相談
今現在、新築の住宅を建てるべく近くの大工さん(工務店)に相談し、見積もりやら間取りやらを出して頂いている段階で、まだ契約はしていません・・・・という状態です。
そこで… [続きを読む]
トッポさん (宮城県/36歳/男性)
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