10ヶ月以内に現金で一括納付が原則です。
相続税は、相続開始から10ヶ月以内に、現金で一括納付するのが原則です。しかし、現金一括納付が困難な場合には、次の方法も認められています。
**・「延納」:最長20年間の金銭による分割払
**・「物納」:相続した不動産等そのもので支払
「延納」・「物納」を選択しようとする場合には、申請書を提出し一定要件を満たした上で、税務署長の許可を受けなければなりません。
相続税を納める人は、相続財産が基礎控除を超えることとなるごく一部の方に限られます((100人中4〜5人程度と言われています))が、相続税の支払が見込まれる場合には、相続人が相続税の支払に困らないように、
・生命保険で相続税の納税資金を確保する
・物納予定地の権利関係を整備しておく
といった生前の相続税対策が重要となってきます。
回答専門家
- 木下 裕隆
- ( 東京都 / 税理士 )
- 木下裕隆税理士事務所/有限会社TAC 有限会社TAC代表取締役 税理士・CFP
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平成21年に事務所を新築し、今までの敷居の高い税理士事務所のイメージを取り払い、気軽に来ていただけるよう明るいカフェのような事務所作りを目指しました。独立開業・法人設立から相続・事業承継まで、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
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この回答の相談
祖父が亡くなったら相続税を納めることになると思うのですが、どのような手順で納税すればよいのでしょうか。いつまでにどういった形で納めればよいのか、具体的に教えてください。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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