対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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加藤 惠子
ファイナンシャルプランナー
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終身保険の加入時期について
FPの加藤です。
終身保険は「死亡保険」ですが、積立てられる部分があり、これが解約返戻金として貯まっていきます。この積立部分の運用利率を「予定利率」といい、この利率が上がれば保険料は下がり(安くなり)、この利率が下がれば保険料は上がる、つまり高くなります。
終身保険の加入時期でいいのは、好景気・不景気というより、予定利率が高い時です。
かつて市場金利が高かった時は保険の予定利率が高かったので、同じ条件であれば、今よりもずっと安く加入することができました。1960年代から1990年代初め位までです。その後、市場金利の低下とともに予定利率もどんどん下がり、今は最低水準であるといえるでしょう。
ただ、保険料は年齢が上がれば上がるほど高くなり、又、加入したいと思っても健康状態によっては加入できないこともあります。「保障の確保」ということで考えるのであれば、利率のいい時まで待っていられないという現実もあります。
ひとつの方法ですが、様子を見るということであれば、今は保険料が安い定期保険に加入しておいて、途中で、健康状態の告知なしで、定期保険の保険金額を限度に終身保険に変更できる制度もあります。「万一の時」はいつくるかわからないので、最低必要な「保障」は確保しておかれた方がいいと思います。
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この回答の相談
連日申し訳ありません。
「不景気の時入ると、好景気の時より損」等何か違いはありますか?
保険会社が取る手数料が大きいとか?
かと言ってそうそう好景気が訪れるとは思えませんが。
でも、違いが大きいなら3〜5年は待とうかと思ったのですが。
よろしければ教えて下さい。
パズルさん (神奈川県/35歳/女性)
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