対象:ペットの医療・健康
RE:キャリーバッグに入れると吐いてしまう
車に乗ると酔ってしまうペットは少なくありません。それと同様に、キャリーバッグでの移動で酔ってしまっている可能性は十分考えられます。
せっかくのお出掛けですから、つらい思いはさせたくありませんね。
酔ってしまうペットに対しては、動物病院から酔い止めの薬を処方してもらうという選択肢もあると思います。
また、母犬の匂いで子犬が安心する効果を利用したフェロモン製剤(DAP)を利用することも良いでしょう。拡散タイプのものですが、その液体をコットンなどで採り、バッグの内側に塗ることで、不安やストレスを抑えてくれる効果が期待できます。
今は、キャリーバッグに入れて外出すると必ず吐いてしまうということなので、まずはその悪い印象を取り除いてあげましょう。
現在ご使用のキャリーバッグはどのようなものでしょうか?今はたくさんのタイプ出ています。バッグ内に空間があることによる不安定な状態が、酔いを引き起こすのであれば、バッグを肩からかけ、体に密着させるようなタイプもあるので、違う種類のキャリーバッグを試すことも一つの手段かと思います。
(続きます)
補足
(続き)
また、キャリーバッグにも馴らす練習というのも大切です。
キャリーバッグで出掛けるのが怖いということと、乗り物酔いをする動物の症状は似ています。落ち着かなく喘いだり、吐いたり、排尿したりする場合があります。キャリーバッグを安全な場所として認識させてあげることが出来れば、安心してお出掛けすることが出来るようになるでしょう。
まずは、キャリーバッグを床の上に置きます。入るのを嫌がるのであれば、大好きなフードやおもちゃを使って中に入ることは嫌ではないことを教えましょう。
犬がキャリーバッグに入るようになったら、フードやおもちゃを与え入り口を閉め、すぐに褒めて入り口を開けて出します。何度か繰り返し、徐々に入り口を閉めておく時間を長くします。嫌がったり不安な様子を見せるようであれば、その様子を見せない短い時間からもう一度練習します。
次に、キャリーバッグに犬を入れ、入り口を閉めた状態で持ち上げます。すぐに床に下ろし、犬を出します。この練習でも、キャリーバッグに入れて持つ時間を少しづつ長くしていきます。数歩歩く、部屋を一周する、家の周りを歩く...など。焦らず少しずつ練習していきましょう。キャリーバッグに入って行く先は楽しい場所であることも重要です。近くの公園などを目的にして、行った先で犬と思いっきり遊んであげると良いでしょう。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
生後4か月半の子犬なのですが、外に連れ出す際、
キャリーバッグに入れて外出すると酔ってしまうのか必ず吐いてしまいます。
バッグのサイズも大きいものではなく、うちの子のサイズに比較的… [続きを読む]
こてままさん (東京都/35歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A