時間をかけて

まず、8歳まで屋外でトイレをしていた犬に室内トイレを覚えさせるには、かなり根気が必要になることを覚悟してください。

サークルもペットシーツもトイレとして認識できていないのに、それらを与えただけで排泄してくれる訳ではありません。

まずは、自分の排泄はなんほうさんにコントロールされている、と理解させることが大切です。
普段の散歩の際、好き勝手に排泄させるのではなく、排泄してよい場所とタイミングで「ワンツー」や「シーシー」などコマンドを覚えさせておくと排泄のサインを理解しやすくなります。

それから家の中で一番トイレをしてくれそうな場所を探してください。
例えば玄関、玄関ポーチ、ベランダ、庭、お勝手口、などなど。
ドーベルマン君がよく休んでいる場所は避けた方が良いです。
なるべく広めに場所をとり、そこにペットシーツを敷きます。
いつも外で好んで排泄する場所が砂利なら砂利を、芝生なら芝などを上に敷き詰めるのもいいかもしれません。
できればフレンチ君のおしっこの匂いをつけて下さい。

後は、散歩の前にそこに連れて行き、上記のコマンドで排泄を促します。
そこで排泄するまで一切散歩に出られません。
我慢してしまう場合は何度でもチャレンジしてください。
また、室内でフリーにしておくと、どこかで粗相してしまうかもしれませんから、必ず目の届く場所にいさせるようにしてください。

膀胱炎が心配になるほど我慢してしまったら、フレンチ君がおしっこをしたペットシーツを持って外に出てそこに排泄させるよう促してみて下さい。

大型犬ですし、シニアに入って介護が必要になった場合など、室内で排泄ができるようになっていてほしいですよね。
焦らず頑張ってみて下さい。