対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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保険の基本的な考え方と商品の見直しに付いて
よご 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
保険と貯蓄は別なものということをご認識ください。
保険は掛け捨て、貯蓄は別途投資信託等の金融商品をご購入されることが効率的です。
ご相談会での見直しとは別なアドバイスになります。
保険に関する基本的な考え方は、
生命保険はもしもの際の、公的年金からの遺族年金(遺族基礎年金+子供の加算+遺族厚生年金)+死亡退職金+貯蓄+残されたものが仕事に就かれた収入で不足する分を保障するものです。
従いまして、お子様が小さなときが最大の保障を必要とし定年で最小になります。このため定期保険の掛け捨てで、更新ごとに保障額を下げることが効率的な掛け方になります。
また保障額も貯蓄との兼ね合いです。貯蓄額が多ければ保険で掛ける部分は小さくするのが合理的です。
その点でJA共済の掛け方が理に合っていますが、既に貯蓄額が3,000万円を超えていますから、必要保障額が大きいのではないかと考えます。
また医療保険も公的な制度である高額療養費制度の活用と貯蓄で足ります。入院日数の短縮は避けられません。現在の平均は19日です、たとえ60日入院成されても、結果30万円です。その間の掛金を考えた場合やはり効率的ではありません。保険金額で下記ページで、医療費は高額療養費制度で賄えることもそして入院日数や差額ベッド代等の数値をご確認ください。
記載では、生活に影響の無いようにしたい由、その様なケースでお困りになるのは長期入院の場合です。その目的に合うのは現在の医療特約が適しています。
社会保険庁遺族年金ページ
http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/shikumi/shikumi04.htm
高額療養費制度吉野HP
http://www.officemyfp.com/kougakuryouyou.htm
補足
ドル建て終身保険も、ドルでの元本保証で円ではありません。
従って将来の為替変動により、元本割れのリスクを負うことになります。また利回りも外貨建て商品に比べてとりわけ有利なものではありません。そして、長期間解約が出来ませんから流動性に欠け、換金すると元本割れが生じるリスクがあります。
ドルでの運用をお考えであれば、当該年金保険が10年据え置きであれば同期間の米国国債のゼロクーポン債の利回りなど他の商品と比較検討されるようお勧めします。
また、米国国債や投資信託などは必要なときすぐ換金できます(流動性に優れています)
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
子供の出産、来年の住宅の取得に伴い、保険の見直しを考えております。会社のライフプラン相談会で提案を受けた案があるのですが悩んでおります。
夫35歳 手取34万/月平均
妻32歳 無職
子供0歳(今… [続きを読む]
よごさん (愛知県/32歳/男性)
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