トイレのしつけ直し

まずは、体の異常が原因かもしれませんので獣医さんで健康チェックしてもらってください。

もし体の異常がないとすれば、何かのきっかけでトイレトレーニングが崩れてしまったのでしょう。
この場合よくあるきっかけは、失敗したときに怒ってしまうことです。
おしっこを失敗したときに、もし叱ったことがあるとしたら「おしっこをしたら怒られる」と勘違いしてしまった可能性があります。

また気に入らないことや抱き上げたときにも失敗するということですが、(体の異常がないとすれば)もしかしたら怖くてもらしているのかもしれません。

体の異常が原因であったり、怒られたことによる勘違いの場合は専門家に直接アドバイスを受けることをお勧めしますが、ここだけでははっきりとした原因が分からないので、とりあえず一般的な改善方法をお伝えします。

成犬になってトイレを教え直す場合は、おっしゃるように排泄の頻度が減りタイミングがつかみにくくなるので、何より根気が必要になります。

まず、タイミングを逸しないため(=失敗させないため)にしばらくはケージに入れるようにしてください。
そして、そろそろ排泄かなと思ったらトイレに閉じ込めてください。
※サークルを用意して、トイレとベッドを設置してその中において置くようにしても構いません。

もしトイレ内で寝てしまったらまたケージに戻してください。
これをトイレでおしっこするまで繰り返します。
そしてもしトイレでちゃんとおしっこをしてくれたら、思いっきり褒めて、ご褒美を与えて、そしてフリーにしてあげます。

トイレのしつけで大切なことは、''「失敗をさせないこと」「正しい場所で排泄したら褒めること」「失敗を叱らないこと」''です。
この3点に注意して取り組めば、いずれまたトイレでちゃんとウンチもおしっこもしてくれるようになります。

もしこの方法で改善しなければ、専門家に直接見てもらってください。