対象:リフォーム・増改築
深澤 熙之
建築プロデューサー
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壁紙について
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おはようございますきんたろう様
壁紙には大きく分けて次の2種類です。
ごく一般的に使われているのは、ビニールクロス壁紙や塩ビタイプが多いです
値段が安く、バリエーションも多く、防カビ、抗菌、防水タイプなど様々です。
但し、このタイプは塩化ビニール系ですので、汚れにくいですが、反面、燃えると有毒ガスが発生します。
もう一つは環境壁紙といわれているもので
オレフィンクロス・・・ビニールの一種で、塩素が使われていないので、燃えても有毒ガスが出にくい。
リサイクル素材クロス・・・ビールの麦芽やワラなどのリサイクル品を使っている。
珪藻土・・・クロス紙の上に珪藻土が塗ってあるクロス。
織物クロス・・・織物をクロス紙の上にのせてある。汚れが落ちにくい。
和紙クロス・・・和紙をクロス紙の上にのせてある。
紙布クロス・・・紙をよってクロス紙の上にのせてある。
といったところですが、値段が高く、汚れやすく、ひびが入りやすいです。
エコリフォームとして使われるケースですが、自然素材に近いものは身体や環境に考えたものが多いのですが、値段は高く、汚れやすいと考えられたら、わかりやすいと思います
値段が安いから汚れにくいと言う事でなく、素材によって汚れにくいものや汚れやすく傷がつきやすいということです。
最近、エコリフォームという事で天然無垢材の木材を使用するケースが増えていますが、環境に良いですが、傷がつきやすく、汚れやすいです、反面塗装してあるタイプの複合材などのほうが、汚れやすく、傷がつきやすいです。
簡単にあげましたが、ひとつの参考にして下さい。
補足
前記 ↑↑↑ 前記の(塗装してあるタイプのほうが汚れにくく、傷つきにくい)でした。・・・大変失礼を致しました。
お客様が見られて、途中になり申し訳ありませんでした。
前記は以前、失敗しないリフォームのセミナーで講師として招かれた時のお話の一部です。
ビニールクロス系については後の先生方が説明をされた通りです。
賃貸住宅並みの量産品についてはとにかく安価なタイプとしてリフォームもしやすいタイプとして普及しているタイプです。
(デザインや色は少ないのですが・・・)
中級品以上においてはいろいろバリエーションもデザインも豊富で、価格も様々で、色鮮やかなもの、デザイン性で価格が違うとご判断をされたら良いと思います。品質はそんなには違いはなく、大きい違いを上げるとすれば、防火仕様かどうかというところでしょうか?
また、科学物質過敏症候群に対応した【紙・綿・麻・レーヨン】
のタイプも普及してきました。
いわゆる 紙クロス・織物クロスなどと言われるクロス壁紙です。
ネット上で調べて頂ければ、すぐに見つかると思います。
壁紙の薄いタイプをリフォームでする場合は下地処理をしかっりすれば、施工ができます。その分の施工費用が割高になるという事です。
また、クロス壁の張り替えという以外に、
一つの方法として、断熱効果もあり結露も出なく、防音効果もあり、タバコをガンガン吸ってもヤニがつかず、匂いもつかない、特殊塗料を使っての断熱・防結露塗装リフォームという塗装リフォームもあります。
これは宇宙航空開発機構の技術で開発製造した特殊塗料を使用しての塗装リフォームです。
参考まで、ご紹介しました。良いリフォームをなさって下さい。
評価・お礼
きんたろう さん
早速のご返答有難うございました。最近珪藻土や自然素材のクロスが増えており興味がありましたが、「汚れやすい」というのは、子供がおりますので個人的に我が家には不向きです。危うく(笑)採用しそうでした。大変参考になりました。
(現在のポイント:4pt)
この回答の相談
築17年のマンション(約65?、3LDK)のリフォームを検討中、現在複数の業者さんにお見積りをお願いしております。
壁紙は全面張り替えを予定しておりますが、クロスの見積もりが業者さんにより全く違い… [続きを読む]
きんたろうさん (大阪府/36歳/女性)
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