対象:住宅設計・構造
二世帯というよりは三世代という考え方がよいのでは。
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ウミウシさん、こんにちは。
白崎です。
かつて、私と二回りも違う大先輩は、「住宅は一人十坪」と言っておりました。でも、都心ではなかなか、それだけの敷地、あるいは予算的な部分で難しいようです。
「二世帯住宅」というと一般的なイメージは、玄関別々、キッチンやお風呂も別々という形態ですが、そうすると、やはり「一人十坪」近く欲しくなってしまいます。
私の事務所では、「二世帯住宅」ではなく「三世代住宅」を経験しました。
つまり、一つ屋根の下、玄関も一緒、キッチンやお風呂も一緒に使うという住まい方です。
都心の三世代六人家族を設計しましたが、そのときの面積は43坪でした。
郊外で面積に余裕のあった三世代住宅では、親夫婦と息子さん夫婦の距離の取り方がポイントでした。
また、奥様とお義母様の背丈に合わせて、高さの違うキッチンを二つ用意しました。キッチンに2人同時に立つことができるので、パーティ等の大人数を迎えたときなど、とても重宝するそうです。
ウミウシさんも既にお義母様との同居されているとのこと。これから生まれ来るお子様をふくめて「三世代住宅」という考え方をされたらどうでしょう。
そして、共有できる部分をなるべく多くして、面積を効率よく使うという考え方がよいように思います。
三世代住宅のポイントである「家族間のつながりを、つかず離れずの関係に」あるいはその逆に「一つ屋根の下だからこそ、家族の絆が強まる」といったことを、建主様の希望にそって、真摯に考えてくれる建築家がきっと見つかると思います。
評価・お礼
ウミウシ さん
確かに、家族が増えることを想定すると、三世代。
少しでも面積を効率よく使う方法を考えていかなければ
ならないですね。今でもキッチンの高さなど、気になる部分も多いので、妥協せずに相談していきたいと思います。ありがとうございました。
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