対象:心の病気・カウンセリング
自己評価の心理学
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思春期の頃からご両親との葛藤を契機に情緒不安定になり、自己評価の低下を招いていらっしゃるとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
自己評価は''幼少期は家庭、思春期は学校、成人後は職場''での評価に拠りるところが少なくありません。幼少期に両親から愛されて育った方は多少の困難があっても乗り越えられるものですし、逆にこれらが得られない場合は引い自己評価を招くことになります。
成人後に自己評価を高めるには、''目標を立て、日々努力し、成功する''ことが必要です。焦らずに毎日の勉強や仕事に打ち込めば、目標が達成されます。そして、それが自信となり自己評価の向上につながります。
一方で、''うつ病やうつ状態''になっても一過性に自己評価は低下します。これは病気の症状ですから精神科で治療が必要です。適切な服薬と療養によりうつ病は回復し、自己評価も改善します。
つきましては、このいずれかの鑑別が必要になりますので、一度、精神科を受診して、ご相談されてはいかがでしょう。また''「自己評価の心理学―なぜあの人は自分に自信があるのか」''(紀伊國屋書店)もご一読をお勧め致します。どうぞお大事にして下さい。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
評価・お礼
つきととら さん
ありがとうございました。
回答専門家
- 茅野 分
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
東京・銀座の心療内科・精神科です。夜間・土曜も診療しております。都会で毎日、忙しく過ごされている方々へ、心身の健康をサポートいたします。不眠、不安、うつ病などに関して、お気軽にご相談ください。
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この回答の相談
今まで、友人や夫に恵まれ、一見何の問題もなく育ってきたのに自分の価値を感じられません。
他人に接している時、勤務時は明るく過ごせ、仕事も普通にこなせます。
しかし、一人になるとその日の自分や今… [続きを読む]
つきととらさん (大阪府/28歳/女性)
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