対象:住宅設計・構造
住まい手としても心掛けましょう
シックハウス対策は法律化されて4年経ちますが、まだまだ不十分な内容です。
建築側の対策もさることながらどれだけ気を付けながら生活できるかだと思います。
家具やカーテン、カーペット、タバコ、芳香剤、消臭剤などシックハウスは様々な要因によって引き起こされる症状なので、個々人によって対策を考えなければいけないでしょう。
法律で規制されている物質以外に反応することもあるので、すべてカバーするのは実際は難しいといってよいと思います。
つまり、建物が法律を遵守して建てられても症状が出る場合があるし、建物以外の原因も考えられるということです。したがって、少なくとも住まい手自身もある程度自己防衛的な手段や知識といったものが必要になります。
しかし症状の重い化学物質過敏症の方にとっては深刻な問題です。もっと化学物質に詳しい専門の人に相談された方が良いかと思います。
ところで私の場合、実際に設計を行なう前にシックハウス症候群にかんする簡単なアンケートとシックハウス症候群についてアナウンスしてます。幸いにも今まではアレルギーはもっていても日常生活は問題ない方ばかりで良かったのですが、できるだけ自然素材を多く用いて、通風を考える様に設計しています。しかし自然素材を使っても安心はできません。なるべく換気をしてもらうようにお願いします。
あとは換気扇のフィルターの掃除なども忘れずにお願いしてます。
やっぱり換気のために窓を開けるというのではなく、思わず窓を開けて外の空気を吸いたくなる、そんな住まいを考えていきたいですね。
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この回答の相談
シックハウス対策の家を新築したいのですが、どんなことに気をつければよいでしょうか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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