対象:住宅設計・構造
青木 恵美子
建築家
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子供の個性を尊重する子育てに基づく家づくりを!
他の建築家の先生方がおっしゃる通り、子供であっても自立を促しつつ、適度に開かれた個室をつくる。可動家具や引き戸などで柔らかく仕切る。ただし、完全に二つにもなるようにドアを二つつけておく。など一般的な考え方が大切だと思います。
しかし、子供を育てた私自身の考え方は。。。。
実は、一昨日''“子供を健やかに成長させる家づくり”''という取材を受けました。
''子供二人(男と女)を育て上げた女性建築家としてのアドバイス'' ということですが、私の経験上、子供は親の立場の発想で固定的に考えない方がいいと思います。(という内容で答えました。)
将来の為に。。とか 自立するように。。。とか 思春期の事を考えて区切る。。とか。。。
いろいろと意見はあると思いますが、私は親がつくる自立ではなく、自立し始めた子供の意見を尊重した方が、本当の意味で子供の自立になると思います。
お子さんは一人一人それぞれの個性で違います。個性を伸ばして上げるのも親です!
その時どうしたいか? パパとママはどう思うか? を家族で話し合って、''その時のその家族の最善の方法を選択する'' のがいいと思いますが。。。
前のコラムに書きましたが、“男の子は青。女の子はピンク” と決めてしまう子育てに基づく家づくりでなく、''子供の個性を真に尊重する子育てに基づく家づくり'' を私はお薦めします。
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建替えを機に、小3、小5の姉妹用に子供部屋を作ろうと思います。個室はまだ早いので、将来のリフォームも見越してひと部屋を2人で区切ろうと思っています。自立に配慮しつつ、姉妹が仲… [続きを読む]
All About ProFileさん
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