対象:システム開発・導入
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瑕疵担保期間
アトラスの高橋と申します。
瑕疵とは、隠れた不具合のことで、これを修正する期間を瑕疵担保期間といいますが、官公庁の場合、通常1年と契約で定めるケースが大半です。
無期限にわたって保証することは、フェアな契約ではないというのが、通産省や情報処理の振興協会が出しているガイドラインです
尚、官公庁が1年なのは、1年あれば、不具合が全て洗い出せているだろうとの判断からの慣習だと思います。
仕様書の読み違えですが、民事裁判になった際は、これを不具合と見なし瑕疵担保で保証するかどうかは、厳しい話になるかと思います。結局、仕様書がどちらにでもとれる書き方であれば、言った言わないの議論にしかなりません。
一般的には、検収期間を定めます。2週間なら2週間で、すべての機能を試して下さい。受け入れ試験をやって下さいという期間です。規模によっては1ヶ月をとります。
業者の仕事の進め方、説明に問題があったと考えます。
プロジェクトは、発注、受注側の双方で、役割と責任を明確にしたうえで、協力して進めるものだと思いますが、そのあたりをアイマイにしたまま走った悪例であるように思えます。
保守契約の値段のつけたかは、たしかに相場では考えられない金額です。
考えられるのは、
1)取引が切れてもヨイと思っての値段のつけ方
2)仕様解釈違いへのここ半年の実績からの算出
さて、現実に今後どうしたらよいかということですが、その業者とは、かなりこじれているように思えます。現状、現システムを確認しないと、なんとも言えませんが、今後のことを考えて、他社への依頼も検討の価値はあろうかと思います。
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軸さん (神奈川県/30歳/男性)
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