過敏性腸症候群
学生時代から早朝に下痢を生じてお悩みとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
下痢については''過敏性腸症候群''という診断が適当でしょうが、他にも鬱や不安、強迫、パニックなど様々な症状を複合されているようで重ねてお見舞い申し上げます。
治療としては精神科医の立場からは、まずはじめに原因となる心理的な''ストレス''を可能な限り取り除き、''リラックス''した生活を送られることです。
そして、''認知行動療法''という心理的なスキルを身に付けられるとよいでしょう。ご自身の認知(考え方や受け止め方)や行動を、現実に立脚した適切なものになるよう訓練を重ねます。
更に、服薬も有用です。過敏性腸症候群には''コロネル''や''ポリフル''という高分子化合物が著効するといわれており、更に病状に応じて抗不安薬や抗うつ薬、特に''SSRI''が効果的です。
詳しくは上記の治療方法を推奨している心療内科・精神科でご相談ください。どうぞ宜しくお願い致します。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
補足
銀座泰明クリニックのリンクは以下へ移転しました。
http://ginzataimei.com
回答専門家
- 茅野 分
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
- 銀座泰明クリニック 院長
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この回答の相談
学生時代からストレス性の下痢をよくします。
この7〜8年(現在44歳)、起床時に緊張、動悸がしていて、トイレに直行する状態です。腸がカラッポになって、やっと治まります。(水様状の便)頻度は多い時で… [続きを読む]
Hiroshi1962さん (東京都/44歳/男性)
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