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対象:体の不調・各部の痛み

食事の工夫&保温を推奨・ラドン温浴やビタミンC点滴等も要検討

2016/11/01 10:42

肝硬変を母体として肝臓ガンを発症し、肺や腹膜などに転移してしまったものと推察します。食道静脈瘤は肝硬変の代表的な合併症ですが、肝硬変の発症後かなり年数が経っている事を伺わせます。
ガンの進行度でいうと、進行ガンを意味するステージ4であり、基本的には手術の適応外です。一般の病院診療では、抗がん剤による治療を勧められる事になりますが、抗がん剤は吐き気や食欲不振、脱毛、白血球減少、貧血など様々な副作用を伴うため、体力や年齢、余病の有無などにより、その適応は慎重に検討しなければなりません。
抗がん剤を用いるかどうかに関わらず、少しでもガンの進行を食い止め、体調を向上させるために自分自身で取り組むべき生活上の工夫は幾つかあります。

毎日の食事は、ガンの方の場合ことさら重要です。ガンは基本的に糖質を好むため、砂糖や炭水化物の多量摂取は控える必要があります。具体的には、甘いお菓子や飲み物などは極力回避し、ご飯やパン、めん類などの炭水化物は少なめにしたいものです。
一方で抗酸化力や免疫力を向上させるためには、野菜や果物、きのこ類、海藻類などはしっかり摂取することが大切です。また肉はガンに良くない、などの俗説がありますが、タンパク源は極めて重要です。もし肉が食べづらいならば、魚や豆類などでタンパク質をしっかり摂取しましょう。

体を温めることも重要です。ガンに限らず難病や慢性疾患の方は体が冷えている事が多く、また体温や代謝の低下が、病気の発症や進行に関わっている場合が少なくありません。逆に言えば、体が芯から温まると代謝や免疫力が高くなり、病気の経過に対しても良い影響が期待されます。
具体的には、毎日のお風呂がとても大切です。体力の落ちている方は特にそうですが、39℃くらいの温めの湯で、ゆったりと半身浴することがお勧めです。暑いお湯では湯当たりしてしまうだけでなく、効果も半減します。また手足が冷える方の場合、手浴や足湯をするのも良いでしょう。

なお食事法、保温法などの詳細に関しては、このQ&Aやコラムに頻回に記述しておりますので、ぜひ参考になさって下さい。

さて抗がん剤に頼らない治療法をお望みであれば、幾つかお勧めの方法があります。
但し多くのものは、健康保険の利かない自由診療の範疇です。
以下に主要な3つの治療法に関し、簡単に説明いたします。

1:高濃度ビタミンC点滴療法
50gから100gという高濃度のビタミンCを点滴で注入する治療法です。米国より10数年前に伝わり、主に自由診療を掲げるクリニックで行なわれています。抗がん剤と違って副作用は殆んどなく、かなり安全に受けられます。点滴時間は1時間~1時間半程度で、週2回程度の点滴が推奨されています。
日本では「点滴療法研究会」が研究や普及などの活動を行なっており、そこに登録しているクリニックは概ね信頼性が高いとされています。国内外で臨床試験が行われており、各種ガンに関して良好な治療成績が報告されています。ガンの種類など様々な要因に左右されますが、大雑把に言って6~7割の方には大なり小なり効果を発揮します。
ガンの縮小効果だけでなく、様々な体調不良にも威力を発揮します。例えば食欲の回復、疲労の軽減、痛みの緩和、アレルギー症状の軽減、美肌効果など、その効果は多岐にわたります。また抗がん剤の副作用を軽減させる効果も期待できます。

2:ラドン温浴(低放射線ホルミシス療法)
低線量の放射線を全身に照射する治療法で、高線量の放射線照射に比べ極めて安全であり、抗腫瘍効果が得られるだけでなく、多彩な健康上の効能が得られます。このように微量の放射線による効果を、医学用語では「ホルミシス効果」と称しています。
実際の医療現場では、放射線を放出するラドンガスを充満させた小部屋で数十分ほど横になり(ラドン温浴)、その間にラドンガスをたっぷりと吸入します。全身に行きわたったラドンガスは各所でアルファ線という放射線を放出し、免疫力の向上、抗酸化力の充実、代謝の活性化など多彩な効力を発揮し、ガンに対する自然治癒力を高めます。
ガンに対する効能は、ガンの種類などにもよりますが、少なくとも7割くらいの方には明らかな効果が認められます。ガンばかりでなく、慢性の疲労や更年期障害、うつ病、潰瘍性大腸炎などの諸疾患にも威力を発揮します。副作用は全くありません。
ラドン温浴を行なっていると称するサロンなどは多数ありますが、がん治療にも耐え得る高品質のラドン温浴を受けられるクリニックは限られており、全国で十数か所に留まります。

3:免疫細胞療法
ガンを攻撃する免疫細胞の数を増やして活性化し、ガンの縮小を狙う治療法です。増やす免疫細胞の種類によって、樹状細胞療法やNK細胞療法、BAK療法など、幾つかの治療法が普及しています。ガンワクチン療法も、広い意味ではこの治療法の範疇に含まれます。
基本的には10~20㎖程度の血液を採取し、これを2~3週間くらいかけて増殖、活性化した後に輸注します。これを6~12サイクル程度、繰り返します。
効能が高い割に副作用は少なく、手術、抗がん剤、放射線治療という3大療法に次ぐ「第4のガン治療」などと評価されていますが、ガンに対する効果だけでなく、アレルギー疾患や動脈硬化など、様々な健康障害にも有効であることが報告されています。

この他にも数多くの治療法が存在します。またお勧めできるサプリメント等もあるのですが、今回は字数の関係で割愛します。

なお当「蒲田よしのクリニック」に於いては、上記1・2・3の治療法を全て受けることが可能です。このうち免疫療法は「BAK療法」を採用しています。BAK療法は多少準備が必要ですが、高濃度ビタミンC点滴とラドン温浴は、予約すれば直ぐに受けることが出来ます。また食事法などのご相談にも応じます。是非お問い合わせ下さい。

蒲田よしのクリニック(内科)
吉野 真人
〒144-0052 東京都大田区蒲田5-27-10 蒲田TKビル1階
Tel : 03-6424-7071 FAX : 03-6424-7072
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病気を治したり予防するにあたり、いちばん大切なのは、ご本人の自然治癒力です。メンタルヘルスを軸に、食生活の改善、体温の維持・細胞活性化などのアプローチを複合的に組み合わせて自然治癒力を向上させ、心と身体の両方の健康状態を回復へと導きます。

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この回答の相談

肝硬変について

心と体・医療健康 体の不調・各部の痛み 2016/10/04 13:44

知り合いが肝硬変になりました。
その他、肝臓ガンから、肺に転移、また食道に静脈瘤もあるそうです。
腹水と脱水を繰り返しており、食欲もない状態で、退院となり自宅にいるそうです。
出来ることならなんでも試してほしいと思いますが、どういう方法が考えられますでしょうか。

りんご28さん (東京都/33歳/女性)

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