まずは整形外科へ

ご質問ありがとうごさいます。
私は、整形外科クリニックで勤務している理学療法士の者です。

現在も痛みが強く、腕が上がりにくくなっているのですね。
肩を直接動かさなくても手先を動かすとそれに伴い肩も動き筋肉が働きます。その動きに対して痛みが起こると自然と手先に力を入れないようにかばってしまうため、力が入らなくなっているかもしれません。

また寝ている時や動かさなくても肩が痛い場合は、肩に炎症が起きています。炎症がある場合は、無理に動かさず安静が基本になります。この様な時期は肩にホッカイロを貼ったり、お風呂で良く温めてマッサージして肩を柔らかくしたり、肩に痛み止めの注射などを打って早く炎症を抑える必要があります。

鼻血との関係は何とも言えませんが、夜間や日中に痛みがあると痛みに対して敏感になり、寝つきが悪かったり浅い眠りになりやすいです。早く炎症を抑えるためにも安静と休息が必要になるので寝るのが困難な場合は、痛み止めの薬や睡眠導入剤を飲むのも必要と考えて良いと思います。また仰向けの場合は肩の下にタオルなどを入れたり、横向きの場合は抱き枕などを使って肩がリラックスしやすいようにすると良いと思います。

最後に五十肩は、経過を追って炎症が治まり、その頃には肩が硬くなり動きに制限が出て、しっかり動くまで個人差はありますが時間がかかります。また1年前から痛みがあるのを考えると肩の筋肉を損傷している可能性も考えられます。その場合、注射やリハビリなど適切な治療が必要になります。
そのためペインクリニックでしか受診されてない場合は、運動などの指導ができる理学療法士が在住している整形外科への受診をお勧めします。